フジノマッケンオー（1991年生、母ドミナスローズ）
Fujino Makken O
1991.03.11
フジノマッケンオー（1991年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。1994年にJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時19歳）と交配したドミナスローズが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地39戦7勝2着5回、地方22戦1勝2着3回。1994年のマイルチャンピオンシップ(G1)で3着に入った他、1994年の皐月賞(G1)で3着に入る活躍をした。その他にも重賞4勝を挙げた。
経歴
デビュー前
中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1993年）
12月4日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、バンブーフェリーニに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。
12月11日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のオースミストライカに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（1994年）
1月9日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバンブーユージンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。
2月14日、中4週で迎えた4戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったメルシーステージに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
2月26日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のタイキパイソンに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手にした。
3月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったナリタブライアンにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。
4月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は武豊騎手（4戦2勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。
5月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳G2のNHK杯（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。
5月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（6戦2勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。
9月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた10戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の神戸新聞杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。
10月8日、中2週で迎えた11戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、神無月ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマキバスクリーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
11月5日、中3週で迎えた12戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイブキクラッシュに1馬身1/4の差をつけて待望の重賞初制覇を果たした。
11月20日、中1週で迎えた13戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。
4歳（1995年）
2月18日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、G2のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（8戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。
3月5日、中1週で迎えた15戦目は、G2のマイラーズカップ（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。
4月2日、中3週で迎えた16戦目は、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（10戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。
4月22日、中2週で迎えた17戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。
11月4日、約6か月半の休養明けで迎えた18戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。
11月25日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンのリバーサイドステークス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。
12月23日、中3週で迎えた20戦目は、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
5歳（1996年）
1月14日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのニューイヤーステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたメイショウユウシ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
2月4日、中2週で迎えた22戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（3戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
3月3日、中3週で迎えた23戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたニホンピロプリンス決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。
4月6日、中4週で迎えた24戦目は、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のサイレントハピネスをハナ差振り切って2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。
5月19日、中5週で迎えた25戦目は、G1の高松宮杯（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。
6月9日、中2週で迎えた26戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。17頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。
7月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、朱鷺ステークス（新潟芝1400m 曇/良）に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は橋本広喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
8月13日、中3週で迎えた28戦目は、クラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（13戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月29日、中6週で迎えた29戦目は、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（14戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のエイティグローに2馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルを掴み取った。
10月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（15戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。
11月17日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた31戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（16戦3勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。
12月15日、中3週で迎えた32戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
6歳（1997年）
5月5日、約4か月半の休み明けで迎えた33戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月28日、中2週で迎えた34戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月12日、中1週で迎えた35戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（17戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月13日、中3週で迎えた36戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
8月11日、中3週で迎えた37戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は武豊騎手（18戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトシヴォイスからアタマ差の2着に甘んじた。
9月15日、中4週で迎えた38戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノウインに1馬身半の差をつけて4つ目の重賞タイトルを手にした。
10月2日、中1週で迎えた39戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は武豊騎手（19戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月24日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた40戦目は、G3の全日本サラブレッドカップ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月6日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた41戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
7歳（1998年）
1月10日、中4週で迎えた42戦目は、G3のガーネットステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
2月1日、中2週で迎えた43戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。
2月7日、連闘で迎えた44戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
3月8日、中3週で迎えた45戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。
3月24日、中1週で迎えた46戦目は、G3の黒船賞（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（20戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーセキトバから2馬身半差の2着に敗北した。
4月18日、中3週で迎えた47戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた48戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（21戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月27日、中2週で迎えた49戦目は、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。
6月6日、中0週で迎えた50戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 曇/重）に出走。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。
8月2日、中7週で迎えた51戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般A（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた52戦目は、一般A（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイタリアンドリームからクビ差の2着に甘んじた。
12月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた53戦目は、一般A（水沢ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月20日、中1週で迎えた54戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般A（水沢ダート1800m 小雪/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8歳（1999年）
6月20日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた55戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、姫神賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた56戦目は、早池峰賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
9月12日、中9週で迎えた57戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月6日、中7週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた58戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月28日、中2週で迎えた59戦目は、田島宗典騎手を鞍上に迎えて、サラブレッド大賞典ステップ（荒尾ダート2000m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月18日、中2週で迎えた60戦目は、高岳特設（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島宗典騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
9歳（2000年）
1月2日、中1週で迎えた61戦目は、むつき特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島宗典騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。