ミラクルシップ（2014年生、母ミラクルフラッグ）

ミラクルシップ（2014年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋船、父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時16歳）と交配したミラクルフラッグが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は出口牧場。2019年のムーンストーンオープン(一般A1)に勝利した他、2021年のアクアマリンオープン(一般A1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

7月31日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月4日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月17日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3歳（2017年）

1月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

1月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国分恭介騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた11戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入った。

4月15日、連闘で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で森裕太朗騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月11日、中7週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で森裕太朗騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月6日、中7週で迎えた15戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

9月19日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝!!幸徳・早織結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコエレに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

10月13日、中0週で迎えた18戦目は、3歳戦の好きです!笠松競馬（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた19戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた20戦目は、3歳C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヒデノエーデルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウハガネに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカリオペイアに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた23戦目は、東谷山特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2018年）

1月4日、中1週で迎えた24戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、七福神特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したアブソルプションを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

1月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るザッツアモーレを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

1月29日、中0週で迎えた26戦目は、水瓶座特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた27戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアネッロドーロを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月23日、連闘で迎えた28戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったワンダフルキングスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で迎えた29戦目は、キンメダイ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエスタシオンを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月10日、中1週で迎えた31戦目は、廣岡紀雄定年退職1年前祝杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（12戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルカロンを上がり1位の末脚でハナ差だけ差し切って5勝目を掴み取った。

4月17日、連闘で迎えた32戦目は、おうし座特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（13戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた33戦目は、余花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったファミリアリティを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（15戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったサザンライツに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中2週で迎えた35戦目は、一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田祥雄騎手（16戦4勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったエスタシオンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月9日、約4か月の休養明けで迎えた36戦目は、天秤座特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田祥雄騎手（17戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた37戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、うさぎ座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた38戦目は、中山七里特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（18戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた39戦目は、クールパレス杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（19戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた40戦目は、一般A6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（20戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般A5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（21戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2019年）

1月1日、中1週で迎えた42戦目は、さな夢賞ことり大神祭2019（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（22戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセルリアンサーロスに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月17日、中1週で迎えた43戦目は、まんさく特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（23戦5勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不撓のファイティングスピリットで渋太く持ち堪えて、最後は2着のウォーターループに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月1日、中1週で迎えた44戦目は、ムーンストーンオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（24戦6勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のマヤブリリアントに1馬身半の差をつけて8勝目を獲得した。

2月14日、中1週で迎えた45戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（25戦7勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた46戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（26戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアスタークライに2馬身半の差をつけて9勝目をゲットした。

5月1日、中6週で迎えた47戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、昇竜戦（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月13日、中5週で迎えた48戦目は、しゃくなげ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（27戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた49戦目は、磯ノ木特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（28戦8勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月25日、中3週で迎えた50戦目は、くすのき特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（29戦8勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず最後はユーセイスラッガーと並んで5着同着となった。

6歳（2020年）

1月17日、約6か月の休養明けで迎えた51戦目は、まんさく特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（30戦8勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月26日、中5週で迎えた52戦目は、ヒヤシンス特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（31戦8勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた53戦目は、里桜特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（32戦8勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月25日、中1週で迎えた54戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（33戦8勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したウエスタンラムールを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月22日、中3週で迎えた55戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモニュメントキングを上がり1位の末脚で半馬身差し切って10勝目を達成した。

5月14日、中2週で迎えた56戦目は、アベリア特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（34戦8勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオンワードマリーを半馬身振り切って優勝

5月29日、中1週で迎えた57戦目は、アマゾナイトオープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（35戦9勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったモンファロンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

6月25日、中3週で迎えた58戦目は、磯ノ木特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（36戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた59戦目は、文月昇竜戦（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（37戦9勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた60戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（38戦9勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポルタディソーニを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

9月18日、中5週で迎えた61戦目は、アイオライトオープン（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（39戦10勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた62戦目は、地方重賞のベイスプリント（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（40戦10勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた63戦目は、トルマリンオープン（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（41戦10勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

11月13日、中3週で迎えた64戦目は、霜月昇竜戦（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（42戦10勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた65戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったサムライドライブに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

7歳（2021年）

3月26日、約4か月の休養明けで迎えた66戦目は、アクアマリンオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（43戦10勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったナムラマホーホに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月23日、中3週で迎えた67戦目は、ダイヤモンドオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（44戦10勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた68戦目は、エメラルドオープン（名古屋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（45戦10勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた69戦目は、ねむのき杯（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（46戦10勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月17日、約3か月半の休み明けで迎えた70戦目は、サファイアオープン（名古屋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（47戦10勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた71戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（48戦10勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

10月21日、中1週で迎えた72戦目は、神無月昇竜戦（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（49戦10勝）。4頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のドリームスイーブルに3馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

11月12日、中2週で迎えた73戦目は、東海クラウン（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（50戦11勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウインハピネスをクビ差振り切って勝利数を14に伸ばす

12月13日、中3週で迎えた74戦目は、シンビジウム特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（51戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラヘラクレスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月31日、中2週で迎えた75戦目は、地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山田祥雄騎手（52戦13勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

デビュー前

川西毅厩舎（愛知）へ入厩。

3月17日、デビュー戦は山田祥雄騎手を鞍上に据えて、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

8歳（2022年）

5月3日、約4か月の休養明けで迎えた76戦目は、ハンデJpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で山田祥雄騎手（53戦13勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた77戦目は、アストロメリアオープン（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田祥雄騎手（54戦13勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた78戦目は、地方重賞のトリトン争覇オープン（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で山田祥雄騎手（55戦13勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた79戦目は、地方重賞の名港盃オープン（名古屋ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で山田祥雄騎手（56戦13勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた80戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。