ムツミオリコン（1986年生、母ムツミロダン）
Mutsumi Oricon
1986.03.30
ムツミオリコン（1986年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサドンソー（当時11歳）と交配したムツミロダンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は馬道 隆。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦17勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の八汐賞(A1)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 29戦17勝 [17-4-1-7/29]
- 総賞金国内
- 3,061万円
- 生年月日
- 1986年3月30日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 栗毛
- 厩舎
- 岩渕義三足利
- 馬主
- 島村稔
- 生産者
- 馬道 隆
- 抹消情報
- 地方：1993年4月1日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Fairway＝Pharos | 5×5*6*7*7 | 9.37% |
| 牡 | Nearco | 4×6*6 | 9.37% |
| 牡 | Hyperion | 4*5×4 | 15.62% |
| 牡 | Gainsborough | 5*6*7×5 | 8.59% |
| 牡 | Havresac | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Buchan | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Chaucer | 6*7*7×6*7 | 5.46% |
| 牡 | Tracery | 6*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | Papyrus | 7×6*6 | 3.9% |
| 牡 | Blandford | 7×7 | 1.56% |
| 牡M | Bois Roussel | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Solario | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Mah Mahal | 6×7 | 2.34% |
| 牝 | Canterbury Pilgrim | 7*7×7 | 2.34% |
| 牝S | Lady Angela | 3*4 | 18.75% |
5代血統表
| 父の父Northern Dancer1961（CAN） | Nearctic1954（CAN） | Nearco | Pharos | |
| Nogara | ||||
| Lady Angela | Hyperion | |||
| Sister Sarah | ||||
| Natalma1957（USA） | Native Dancer | Polynesian | ||
| Geisha | ||||
| 父サドンソー1975（CAN） | Almahmoud | Mahmoud | ||
| Arbitrator | ||||
| Victoria Park1957（CAN） | Chop Chop | Flares | ||
| Sceptical | ||||
| 父の母Lady Victoria1962（CAN） | Victoriana | Windfields | ||
| Iribelle | ||||
| Lady Angela1944（GB） | Hyperion | Gainsborough | ||
| Selene | ||||
| Sister Sarah | Abbots Trace | |||
| Sarita | ||||
| 母の父リボツコ1964（USA） | Ribot1952（GB） | Tenerani | Bellini | |
| Tofanella | ||||
| Romanella | El Greco | |||
| Barbara Burrini | ||||
| Libra1956（GB） | Hyperion | Gainsborough | ||
| Selene | ||||
| 母ムツミロダン1974（JPN） | Weighbridge | Portlaw | ||
| Golden Way | ||||
| タリヤートス1957（IRE） | Tulyar | Tehran | ||
| Neocracy | ||||
| 母の母ムツミホープ1969（JPN） | Certosa | Prince Chevalier | ||
| Arctic Sun | ||||
| クリアーミード1956（GB） | Honeyway | Fairway | ||
| Honey Buzzard | ||||
| Mary Clare | Migoli | |||
| Sister Clara | ||||
血統分類
- サイアーライン
- ノーザンダンサー系
- ファミリーナンバー
- 3-o
レース成績
経歴
デビュー前
野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1989年）
7月30日、デビュー戦は関口睦介騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は454kg。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。
8月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
10月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。
11月11日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関口睦介騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。
4歳（1990年）
5月10日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミサクラに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
5月17日、連闘で迎えた6戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルキタボーイをアタマ差制して勝利をモノにする
5月24日、連闘で迎えた7戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドネスレディに2馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。
6月19日、中3週で迎えた8戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田和久騎手（3戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般D（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和久騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月12日、連闘で迎えた10戦目は、一般D（岩見沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和久騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウサウザーに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月26日、中1週で迎えた11戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモリーダーに2馬身半の差をつけて優勝
8月9日、中1週で迎えた12戦目は、カルビー特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田和久騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月21日、中1週で迎えた13戦目は、佐々木一夫騎手を鞍上に迎えて、開基百年記念特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンダラーから3/4馬身差の2着となった。
9月9日、中2週で迎えた14戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のツイツグルーナに2馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。
9月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシーサイドピオンに2馬身の差をつけて制した。
10月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマネーメーカーに3/4馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。
10月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノニシキから1馬身半差の2着に敗北した。
11月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノジヤンボに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月19日、中1週で迎えた19戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサペガサスに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月4日、中1週で迎えた20戦目は、出羽路賞（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサペガサスに1馬身の差をつけて制した。
5歳（1991年）
2月8日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた21戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴッドリズムに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月26日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた22戦目は、向春特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエステイトアケに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
4月11日、中5週で迎えた23戦目は、桜花特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイマナーに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
5月6日、中3週で迎えた24戦目は、八汐賞（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミホサザンに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
5月27日、中2週で迎えた25戦目は、尊氏賞（足利ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で青木秀之騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノルーカスからクビ差の2着に甘んじた。
6月28日、中4週で迎えた26戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、シンビジウム特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズミッドビルから2馬身半差の2着となった。
7月25日、中3週で迎えた27戦目は、草雲賞（足利ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福田三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストホームに1馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす
9月6日、中5週で迎えた28戦目は、太平記記念（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福田三郎騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノルーカスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
10月3日、中3週で迎えた29戦目は、みのり特別（宇都宮ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は青木秀之騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。