第123回 目黒記念 (G2)

レース展開

ワンダームシャが集団を率いる形、直後の位置にホクトスルタンが続く

主導権を握ったのはワンダームシャ。リードを1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にホクトスルタンが続く。続いて、レインボーペガサスが3番手の絶好位につける。その直後、ミヤビランベリは好位を確保。そのあと、ビエンナーレが好位の一角を形成。先団後ろのポジションにいるのはデルタブルース。その1馬身後ろ、ジャガーメイルとトウカイトリックは中団前目。エアジパングは中団馬群の真ん中を追走。ダンスアジョイとハギノジョイフルは中団後方の位置取り。少し離れて、ニホンピロレガーロが12番手。さらに少し差があって、マキハタサイボーグとエリモエクスパイアは後方5番手で前方各馬の出方をうかがう。ダイワワイルドボアは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはキングアーサー。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはハイアーゲーム。殿にポップロックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、ミヤビランベリが地力が違うと言わんばかりの盤石の走りで2つ目の重賞タイトルを奪取

先頭はホクトスルタンでリードは半馬身。2番手にワンダームシャが続く。そのすぐ後ろ、レインボーペガサスが3番手。その直後、ミヤビランベリとジャガーメイルが4番手。1馬身離れて、ダンスアジョイとエリモエクスパイアが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいたミヤビランベリが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に5馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、4番手の位置からものすごい伸び脚を見せた1番人気のジャガーメイルが続き、2着と2馬身差の3着には、中団後方の位置から閃光のような末脚を発揮した17番人気のハギノジョイフルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたレインボーペガサスが入線、さらに3馬身半差の5着には、中団にいたトウカイトリックが食い込み、さらにそこから2馬身半差の6着にはニホンピロレガーロが入った。