第146回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

シルポートが馬群を牽引、少し離れた2番手にカレンブラックヒルが続く

先頭を走るのはシルポート。後続を2馬身以上離して一団を先導。単独の2番手にカレンブラックヒルが続く。少し空いて、ダイワファルコンが3番手の絶好位につける。さらに少し間が空いて、フェノーメノは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはアーネストリーとジャスタウェイ。その1馬身後ろ、フェデラリストとトランスワープは中団前め。サダムパテックとダークシャドウは中団馬群の真ん中付近を併走。エイシンフラッシュは中団後方の位置。そのあと、ナカヤマナイトとトーセンジョーダンが12番手。ジャガーメイルとトゥザグローリーは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手で折り合いをつけるのはルーラーシップ。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはネヴァブション。最後方にマイネルスターリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、エイシンフラッシュが一際目立つ決め脚を披露して秋の盾を奪取

先頭はシルポートでリードは5馬身以上。単独の2番手にカレンブラックヒルが続く。その後ろ、ダイワファルコンが3番手。少し間隔を置いて、フェノーメノが4番手。そのすぐ後ろ、アーネストリーが5番手。1馬身離れて、ジャスタウェイが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのは1番人気のフェノーメノ。そのまま押し切るかに見えたが、12番手にいたエイシンフラッシュが驚異的な末脚を炸裂させてフェノーメノを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のフェノーメノから1馬身1/4差の3着には、後方3番手の位置からキレのある末脚を発揮した2番人気のルーラーシップが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたダークシャドウが入線、さらにアタマ差の5着には、2番手にいたカレンブラックヒルが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはジャスタウェイが入った。