上賀茂ステークス

レース展開

イイデザオウが先陣を切る展開、その半馬身後ろに続くテイールーパス

イイデザオウが先手を取る恰好となり、僅かなリードで集団を引っ張っていく。2番手にテイールーパスが続く。少し間隔を置いて、スピードデクタスが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにシマノヤマヒメ、イブキファイブワン、キクノエリザベス、ロンサムボーイらが陣取る。その1馬身後ろ、ゴールドマウンテン、ギャロップホーラー、レガシーフィールドらは中団やや前。ナムラスピカとフリークフィールドは中団後方の位置取り。後方7番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはピアロッチ、タマモロード、ウエルカイザーら3頭。少し離れたシンガリにシロキタシンザンとピーチブルームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

上賀茂S、レガシーフィールドが早めに動き出す強気な取り口で休養明け初戦を物にする

先頭はイイデザオウでリードは体半分。2番手にテイールーパスが続く。少し離れて、スピードデクタス、キクノエリザベス、ロンサムボーイらが3番手。1馬身離れて、ギャロップホーラーとレガシーフィールドが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのは16番人気のロンサムボーイ。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいたレガシーフィールドがとてつもない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利した。2着には、3番手の位置からシャープな伸びを見せた16番人気のロンサムボーイが続き、2着とハナ差の3着には、先行勢の後ろの位置から切れ味のいい末脚を発揮したギャロップホーラーが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたナムラスピカが入線、さらに2馬身半差の5着には、同じく中団後方にいたフリークフィールドが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着にはピアロッチが入った。1番人気のキクノエリザベスは好位にいたが失速して10着に敗れた。2番人気のタマモロードは中団後方にいたが末脚不発で8着に敗れた。