第168回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

ジャックドールが隊列を引き連れる形、少し離れた2番手を進むガイアフォース

ジャックドールが果敢にハナを切り、リードを2馬身以上キープして集団を牽引。単独の2番手にガイアフォースが続く。そのあと、イクイノックスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはノースブリッジ、ドウデュース、ヒシイグアスら3頭。アドマイヤハダルは中団後方の位置。後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはエヒトとダノンベルーガ。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはジャスティンパレス。少し離れた最後尾にプログノーシスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、イクイノックスが天授のレースセンスを活かした巧妙な内容で5つ目のG1タイトルをつかむ

先頭はジャックドールでリードは1馬身。単独の2番手にガイアフォースが続く。少し離れて、イクイノックスが3番手。1馬身離れて、ノースブリッジ、ドウデュース、ヒシイグアスらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいた1番人気のイクイノックスがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、最後方の位置からスパッとキレる脚を見せたジャスティンパレスが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、同じく最後方の位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったプログノーシスが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたダノンベルーガが入線した。2番人気のドウデュースは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって7着に敗れた。