ルースリンド（2001年生、母ルーズブルーマーズ）
Loose Limbed
2001.06.16
ルースリンド（2001年6月16日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「しなやかな四肢」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時6歳）と交配したルーズブルーマーズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方36戦14勝2着10回。2009年の浦和記念(Jpn2)で2着に入った他、2007年の彩の国浦和記念(Jpn2)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞3勝を挙げた。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 45戦14勝 [14-11-2-18/45]
- 総賞金国内
- 2億4,015万円
- 生年月日
- 2001年6月16日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 矢野義幸船橋
- 馬主
- 金子光男
- 生産者
- （有）日高大洋牧場
- 抹消情報
- 中央：2004年9月24日抹消
地方：2010年10月14日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のルーズブルーマーズは海外6戦0勝。祖母のLate Bloomerは海外G1・3勝（米国ダ[3勝]）。曾祖母のDunce Capは海外11戦3勝。父のエルコンドルパサーは中央G1・2勝（東京芝[2勝:1600-2400m]）、海外G1・1勝（仏国芝[2400m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharos＝Fairway | 7×7*7 | 2.34% |
| きS | Lisadell＝Special | 4*5*5 | 12.5% |
| きM | Laughing Queen＝Pompey | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Northern Dancer | 4*5×4 | 15.62% |
| 牡 | Native Dancer | 5*6*7×6 | 7.03% |
| 牡 | Princequillo | 7×5 | 3.9% |
| 牡 | Polynesian | 6*7×6*7 | 4.68% |
| 牡 | Count Fleet | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Nearco | 6*7*7×6*7 | 5.46% |
| 牡 | Bull Dog | 7×6*6 | 3.9% |
| 牡 | Teddy | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Hyperion | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Gold Bridge | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Nasrullah | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Hail to Reason | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Bunty Lawless | 5*7 | 3.9% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- キングマンボ系
- ファミリーナンバー
- 3-d
レース成績
経歴
デビュー前
上原博之厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2004年）
2月29日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
3月27日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。
4月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。
5月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
6月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石橋脩騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。
7月4日、中2週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。
8月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ベルシンフォニーに交わされて5馬身差の2着となった。
8月28日、中3週で迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
9月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。
10月25日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセキドウコマチに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
11月17日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた11戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャコーラヴに4馬身の差をつけて2勝目を収める
12月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のアイノブリーズに3馬身の差をつけて3勝目をゲットした。
4歳（2005年）
1月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、ガーネット特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアルファサクセスに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月23日、中6週で迎えた14戦目は、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したスプリングエトナを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
3月15日、中2週で迎えた15戦目は、フレンドリーレイン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラヴラヴラビットに3馬身の差をつけて制した。
4月27日、中5週で迎えた16戦目は、ファンシーステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のグランドブルーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。
6月2日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のムーンストーン特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカネマサデュークに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
6月24日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のジューン特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（8戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に敗れた。
7月25日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤隆騎手（9戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサクラハーンを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
11月1日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、’05メトロポリタンノベンバーカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤隆騎手（10戦8勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンロンバードを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。
12月22日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、ハンデ戦のウインターイルミネーションハンデ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤隆騎手（11戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のイシノダンシングに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
5歳（2006年）
2月1日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で佐藤隆騎手（12戦10勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したメイプルエイトを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
3月15日、中5週で迎えた23戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は14戦連続で佐藤隆騎手（13戦10勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。
6歳（2007年）
4月4日、約13か月の休み明けで迎えた24戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、房の国オープン（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったマルカカイゼルをアタマ差捉え切れず2着に甘んじた。
5月23日、中6週で迎えた25戦目は、S2の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったマズルブラストに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
7月24日、中8週で迎えた26戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングスゾーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。
10月31日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のJBCクラシック（大井ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。
11月21日、中2週で迎えた28戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したシーキングザダイヤにクビ差届かず2着に甘んじた。
12月29日、中4週で迎えた29戦目は、Jpn1の東京大賞典（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
7歳（2008年）
2月20日、中7週で迎えた30戦目は、S2の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のナイキアースワークに2馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす
5月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、S2の大井記念（大井ダート2600m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったコウエイノホシにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
6月25日、中5週で迎えた32戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。
10月9日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、S2の東京記念（大井ダート2400m 晴/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマズルブラストを半馬身振り切って制した。
11月26日、中6週で迎えた34戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。
8歳（2009年）
2月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた35戦目は、S2の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したバグパイプウィンドにクビ差届かず2着に惜敗した。
3月11日、中2週で迎えた36戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。
5月13日、中8週で迎えた37戦目は、S2の大井記念（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。
6月24日、中5週で迎えた38戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。
8月19日、中7週で迎えた39戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したマルヨフェニックスに3/4馬身届かず2着となった。
10月1日、中5週で迎えた40戦目は、S2の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセレンに1馬身1/4の差をつけて勝利数を14に伸ばす
11月25日、中7週で迎えた41戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブルーラッドを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。
9歳（2010年）
5月19日、約6か月の休養明けで迎えた42戦目は、S2の大井記念（大井ダート2600m 雨/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。
6月9日、中2週で迎えた43戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（7戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
7月28日、中6週で迎えた44戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。
10月7日、中9週で迎えた45戦目は、S2の東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったセレンにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。