ローマンプリンス（1981年生、母フエアアスター）

ローマンプリンス（1981年5月29日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時9歳）と交配したフエアアスターが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、中央平地25戦9勝2着5回、地方26戦13勝2着2回。1988年のフェブラリーハンデキャップ(ハンデG3)に勝利した他、1987年の札幌記念(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

2歳（1984年）

9月30日、12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月21日、13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月10日、12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタマフェリカに5馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

11月25日、14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のワカサドンソーに1馬身の差をつけてトップでゴールインした。

12月23日、15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクテンサファイアからハナ差の2着に甘んじた。

3歳（1985年）

1月5日、11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月4日、8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイングトウコウから1馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウリーガルに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月8日、13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月14日、14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナコンコードに3馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

12月22日、16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアンシローから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（1986年）

1月11日、5歳以上900万下の寿賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6歳（1987年）

2月22日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

3月29日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のタケノオーエンスをクビ差振り切って勝利を決めた。

4月5日、5歳以上900万下の勝浦特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユートスキーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月26日、ハンデ戦で5歳以上900万下の清里特別（東京ダート1600m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のチョウカイリフォを半馬身振り切ってトップでゴールインした。

5月16日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったベルベットグローブにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

6月7日、5歳以上1400万下の是政特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のゴールデンマリーナに1馬身1/4の差をつけて勝利を収めた。

7月5日、ハンデG3の札幌記念（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は根本康広騎手。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフォスタームサシに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

7月26日、ハンデ戦でオープンのタイムス杯（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月27日、4歳以上1400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7歳（1988年）

1月9日、ガーネットステークス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

1月31日、5歳以上1400万下の銀嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月20日、ハンデG3のフェブラリーハンデキャップ（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のニッポータイガーを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

3月12日、京葉ステークス（東京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月13日、帝王賞（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で増沢末夫騎手。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月29日、一般（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は佐々木陸男騎手。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトガリバルデイに1馬身半の差をつけて勝利をモノにした。

9月11日、一般（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニングルビーに3/4馬身の差をつけて勝利を物にした。

10月10日、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリピアーに1馬身の差をつけて勝利をモノにした。

10月24日、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミスターに1馬身の差をつけてトップでゴールインした。

11月20日、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリピアーに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月18日、桐花賞（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤浩一騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8歳（1989年）

4月9日、赤松杯（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤浩一騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウケイフリートをクビ差制してトップでゴールに入った。

5月7日、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤浩一騎手。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウケイフリートに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月21日、桂樹杯（盛岡ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月17日、一般（水沢ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターボーイから2馬身差の2着に敗北した。

8月13日、シアンモア記念（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウケイフリートをクビ差制して勝利した。

9月10日、東北サラ大賞典（上山ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤浩一騎手。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月8日、南部杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤浩一騎手。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコウガルダンから7馬身差の2着となった。

11月19日、北上川大賞典（盛岡ダート2500m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤浩一騎手。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月24日、桐花賞（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤浩一騎手。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9歳（1990年）

4月8日、赤松杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤浩一騎手。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月20日、桂樹杯（盛岡ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月17日、みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、すずらん賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスイフトセイダイをクビ差制して勝利を手にした。

7月29日、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で佐藤浩一騎手。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターボーイに1馬身の差をつけて勝利を挙げた。

8月26日、早池峰賞（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で佐藤浩一騎手。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトシローに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月7日、南部杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で佐藤浩一騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、一般（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は22戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリピアーをクビ差制して勝利を物にした。

12月2日、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は23戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセーヌボーイに半馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

12月30日、桐花賞（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は24戦連続で佐藤浩一騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。