タカノハハロー（1994年生、母コンニチワ）
Takanoha Hello
1994.06.16
タカノハハロー（1994年6月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスオブライフ（当時11歳）と交配したコンニチワが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）安藤牧場。戦績は、地方44戦15勝2着11回。1999年のオグリキャップ記念(G2)で2着に入った他、2000年のマーチカップ（P）(一般 ハンデ)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
加藤保行厩舎（笠松）へ入厩。
3歳（1997年）
1月29日、デビュー戦は水野淳平騎手を鞍上に据えて、4歳（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシデンキングに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3月12日、中5週で迎えた2戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野淳平騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコンバットクーペーに約13馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。
4月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野淳平騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタイセライデンから3馬身差の2着に敗北した。
6月4日、中8週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野淳平騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカサンキューから4馬身差の2着に敗北した。
7月13日、中5週で迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で水野淳平騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンダーツに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。
9月9日、中7週で迎えた6戦目は、田口輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグレターに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
9月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の奥飛騨特別 イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は水野淳平騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月16日、中7週で迎えた9戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後はオーミエブロスと並んで2着同着となった。
4歳（1998年）
1月13日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3ト（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は水野淳平騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
2月9日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3チ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニグロリーに3馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
3月16日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイスピードから2馬身半差の2着となった。
4月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスパークボールドに4馬身の差をつけて6勝目を挙げた。
5月11日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタニグミクインに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパリスベートーベンに1馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。
7月12日、中5週で迎えた16戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で浜口楠彦騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のサダムキングをハナ差振り切って破竹の4連勝を決めた。
10月16日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、白菊特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で浜口楠彦騎手（7戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のサダムリュウをクビ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。
11月9日、中2週で迎えた18戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で浜口楠彦騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。
11月22日、中1週で迎えた19戦目は、水都特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で浜口楠彦騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のサダムリュウに2馬身の差をつけて制した。
5歳（1999年）
1月1日、中5週で迎えた20戦目は、元旦特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で浜口楠彦騎手（10戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラッキーチェイサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
1月27日、中3週で迎えた21戦目は、一般B1 B2（笠松ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で浜口楠彦騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアサクサタブレットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて優勝
2月28日、中4週で迎えた22戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で浜口楠彦騎手（12戦8勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、チェリーラスターに半馬身交わされて2着となった。
4月29日、中8週で迎えた23戦目は、G2のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は13戦連続で浜口楠彦騎手（13戦8勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ナリタホマレに交わされて1馬身半差の2着となった。
6月9日、中5週で迎えた24戦目は、ハンデ戦でオープンのローレル争覇（P）（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で浜口楠彦騎手（14戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、カルストンラナークに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
7月27日、中6週で迎えた25戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で浜口楠彦騎手（15戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。
10月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で浜口楠彦騎手（16戦8勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。
11月23日、中5週で迎えた27戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で浜口楠彦騎手（17戦8勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、セイエイツートップに半馬身交わされて2着となった。
6歳（2000年）
1月1日、中5週で迎えた28戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で浜口楠彦騎手（18戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、トミケンライデンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
3月8日、中9週で迎えた29戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのマーチカップ（P）（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のラッシュスルーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月26日、中6週で迎えた30戦目は、G2のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 雨/重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（19戦8勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
9月13日、約4か月半の休養明けで迎えた31戦目は、ハンデ戦でオープンのオータムカップ（P）（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエイシンナポレオンに3馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。
10月9日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月3日、中3週で迎えた33戦目は、G2の東海菊花賞（名古屋ダート2500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（3戦2勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。
7歳（2001年）
1月1日、中7週で迎えた34戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。
2月14日、中5週で迎えた35戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエフワンライデンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
3月14日、中3週で迎えた36戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのマーチカップ（P）（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のラッシュスルーに2馬身の差をつけて制した。
9月11日、約6か月の休み明けで迎えた37戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（20戦8勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。
10月8日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（21戦8勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。
8歳（2002年）
3月13日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた39戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（22戦8勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。
7月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた40戦目は、揖斐峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（23戦8勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。
9月24日、中8週で迎えた41戦目は、絵馬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（24戦8勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。
12月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた42戦目は、和田高明騎手を鞍上に迎えて、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
9歳（2003年）
4月2日、約3か月半の休み明けで迎えた43戦目は、笠置特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田高明騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。
10月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（25戦8勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。