ブエナディオサ（2019年生、母ヴェイグストーリー）
Buena Diosa
2019.05.26
ブエナディオサ（2019年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「良い女神(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時18歳）と交配したヴェイグストーリーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2022年の宇連川特別(一般C16)。
経歴
デビュー前
2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、エースレーシングによって1,672万円で落札された。
千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
7月31日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
8月28日、中3週で迎えた2戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に終わった。
11月27日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。
3歳（2022年）
3月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。
7月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。
8月6日、中4週で迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で大外17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
2022年8月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
9月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシルバーペコを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
9月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー51（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったベンテイガに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
10月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
10月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ルテリブルに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
11月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスシーシリュウに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
11月23日、中1週で迎えた13戦目は、宇連川特別（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のゴールドサムに4馬身の差をつけて2勝目をマークした。
12月8日、中1週で迎えた14戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のブリーザフレスカに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
4歳（2023年）
1月3日、中3週で迎えた15戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、尾張名古屋杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。
1月20日、中1週で迎えた16戦目は、寄せ鍋賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったカゼノスバルにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
1月26日、連闘で迎えた17戦目は、41歳のあなたも最高で最強記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（8戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のドラゴステをアタマ差振り切って断然人気に応えた。
2月2日、連闘で迎えた18戦目は、ふぐちり賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のリュウノエルヴィスに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。
7月17日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた19戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（10戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウォータージーニーに2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
デビュー前
2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、エースレーシングによって1,672万円で落札された。
今津博之厩舎（愛知）へ入厩。
8月22日、デビュー戦は加藤聡一騎手を鞍上に据えて、はくちょう座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての11番ゲートからスタート。出走取消となった。
9月5日、中4週で迎えた21戦目は、おとめ座特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（12戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた22戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド名古屋 第2戦（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
10月3日、中1週で迎えた23戦目は、シェダル特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（13戦6勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
10月16日、中1週で迎えた24戦目は、アルネブ特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（14戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
10月31日、中1週で迎えた25戦目は、ベテルギウス特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（15戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、フェノメーヌに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
11月15日、中1週で迎えた26戦目は、干し柿特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（16戦6勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。
11月29日、中1週で迎えた27戦目は、七五三特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（17戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグレースブロードを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を手にした。
12月12日、中1週で迎えた28戦目は、初雪特別（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（18戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
12月22日、中0週で迎えた29戦目は、扶桑特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（19戦7勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。
5歳（2024年）
1月2日、中1週で迎えた30戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、初夢特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
1月16日、中1週で迎えた31戦目は、江南特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（20戦7勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のピエナビーチをクビ差振り切って8勝目をマークした。
2月2日、中1週で迎えた32戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（21戦8勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。
3月1日、中3週で迎えた33戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（22戦8勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。
4月13日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの桑折特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。
7月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。
9月1日、中5週で迎えた37戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は黛弘人騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。
9月28日、中3週で迎えた38戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。
10月20日、中2週で迎えた39戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。
11月10日、中2週で迎えた40戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着を確保した。