コスモユーメー（2000年生、母タカラデーヴィス）

コスモユーメー（2000年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のナイスフレンド（当時9歳）と交配したタカラデーヴィスが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大城康伸。戦績は、地方46戦13勝2着12回。主な勝ち鞍は2003年の南国優駿(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大城久男から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、高知県馬主協会によって346.5万円で落札された。

別府真司厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2002年）

7月22日、デビュー戦は西川敏弘騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノリーダーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた2戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（高知ダート800m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノリーダーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月1日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、アラ系2歳（高知ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチーチーボーイに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、アラ系2歳（高知ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチーチーボーイに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、2歳戦の銀の鞍賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

3歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の祝月特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマノリーダーから3馬身差の2着に敗北した。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の睦月特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスケープハッチから3馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の如月特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカヤタガラスをクビ差制して5勝目を手にした。

3月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の森みなみちゃん誕生特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファルコンパンチから1馬身差の2着となった。

4月20日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、アラ系一般C（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で倉兼育康騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカタイショウに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

5月4日、中1週で迎えた11戦目は、堅田雅仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマンペイ記念（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエスケープハッチを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦の瀬戸内賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノエージェントから約12馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の南国優駿（高知ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（10戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチーチーボーイに約14馬身の大差をつけて優勝

9月6日、中8週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

2月1日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、アラ系一般C3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（12戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のプレシャスオーをクビ差制して久々の実戦をモノにした。

2月28日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、ふきのとう特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（13戦7勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた17戦目は、池田正、昌子、繁大、偉冬特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（14戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロファーストに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月11日、中2週で迎えた18戦目は、豊ノ島関十両昇進おめでとう特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（15戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月12日、中8週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、すずらん特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（16戦8勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般B C（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で倉兼育康騎手（17戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトメビウスをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

8月1日、中4週で迎えた21戦目は、アラ系一般B2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で倉兼育康騎手（18戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシゼンファイナルから1馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中3週で迎えた22戦目は、あざみ特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉兼育康騎手（19戦9勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中4週で迎えた23戦目は、萩の花特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で倉兼育康騎手（20戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンリッチからクビ差の2着に甘んじた。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、マーガレット特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で倉兼育康騎手（21戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエトワールアンジュからハナ差の2着に甘んじた。

10月31日、中1週で迎えた25戦目は、いちょう特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で倉兼育康騎手（22戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミエドルマンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月4日、中4週で迎えた26戦目は、アラ系一般B C（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で倉兼育康騎手（23戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般B C（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で倉兼育康騎手（24戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーブルナイトからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた28戦目は、2005年さらなる飛躍祈願特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で倉兼育康騎手（25戦10勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロックハートから2馬身差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた29戦目は、水仙特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で倉兼育康騎手（26戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツヨシトウザイから1馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中2週で迎えた30戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、雪割草特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のリーダーエースに2馬身の差をつけて制した。

2月19日、中1週で迎えた31戦目は、君子蘭特別（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた32戦目は、智ちゃん&あんちゃん来高記念特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（27戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシンワテイセンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月26日、中2週で迎えた33戦目は、すずらん特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（28戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた34戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、南国桜花賞（高知ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（29戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイケイミチカヒメから半馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた36戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、立夏特別（高知ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた37戦目は、牡丹特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（30戦11勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

6月5日、中1週で迎えた38戦目は、愛車御年15歳記念特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般A2（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた40戦目は、大感謝栄光神田特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた42戦目は、鳳仙花特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた43戦目は、南国スプリンター特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた44戦目は、アラ系一般A3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（31戦11勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月13日、中8週で迎えた45戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、高知Jは最高や!特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた46戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。