サイレントハンター（1993年生、母ヒロポリシー）

サイレントハンター（1993年3月22日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時7歳）と交配したヒロポリシーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地53戦11勝2着5回。1999年の産経大阪杯(G2)に勝利した他、1998年の札幌記念(G2)で2着に入るなど、重賞4勝を挙げた。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

1月13日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月27日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のケーエムハンターに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月26日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月30日、中4週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2600m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

9月14日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったウイルダネスにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

11月10日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた10戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のダンヒルシチーをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

4歳（1997年）

1月7日、中4週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の東雲賞（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の若潮賞（中山芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

2月16日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下のテレビ埼玉杯（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったアグネスカミカゼにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月2日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の房総特別（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の摂津特別（阪神芝2200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（8戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のサンデーカイザーを半馬身振り切って3勝目を挙げた。

5月4日、中3週で迎えた17戦目は、薫風ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（9戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったシングライクトークにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中2週で迎えた18戦目は、箱根ステークス（東京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

11月2日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の立冬特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた20戦目は、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’97インターナショナルジョッキーズ1（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の香取特別（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（11戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、リードを5馬身以上確保して、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のインターパンチに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5歳（1998年）

1月6日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上1600万下の迎春ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（12戦2勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

1月24日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下のジャニュアリーステークス（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（13戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を5馬身以上離して、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットでジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のペイストリーシェフに3馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月14日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上1600万下の白富士ステークス（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（14戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の内外タイムス杯（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（15戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた26戦目は、5歳以上1600万下の総武ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（16戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を5馬身以上保って、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志でバテることなく粘り続けて、最後は2着のマルゴウィナーを3/4馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

4月18日、中2週で迎えた27戦目は、美浦トレーニングセンター開設20周年記念エイプリルステークス（中山芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（17戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のオレンジピールに1馬身半の差をつけて7勝目をマークした。

5月17日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（18戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のオフサイドトラップをクビ差振り切って重賞初挑戦初制覇を果たした。

6月21日、中4週で迎えた29戦目は、G2の鳴尾記念（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（19戦6勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

8月23日、中8週で迎えた30戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（20戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、エアグルーヴに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中3週で迎えた31戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（21戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を5馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月1日、中5週で迎えた32戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は12戦連続で吉田豊騎手（22戦6勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では稟性の闘志でゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

11月29日、中3週で迎えた33戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田豊騎手（23戦6勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

6歳（1999年）

1月5日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデG3の中山金杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田豊騎手（24戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のニッポーアトラスを3/4馬身振り切って2つ目の重賞タイトルを掴み取った。

1月24日、中2週で迎えた35戦目は、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、スペシャルウィークに交わされて3馬身差の2着となった。

2月14日、中2週で迎えた36戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（25戦7勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた37戦目は、G2の中山記念（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（26戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を5馬身以上保って、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、G2の産経大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（27戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のマチカネフクキタルをクビ差振り切って3つ目の重賞タイトルを手に入れた。

5月29日、中7週で迎えた39戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（28戦8勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月4日、中4週で迎えた40戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（29戦8勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

8月22日、中6週で迎えた41戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（30戦8勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた42戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（31戦8勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月31日、中5週で迎えた43戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（32戦8勝）。17頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた44戦目は、ハンデG3の京阪杯（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（33戦8勝）。17頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

7歳（2000年）

5月27日、約6か月の休養明けで迎えた45戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（34戦8勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を5馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた46戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（35戦8勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

8歳（2001年）

2月17日、約8か月の休み明けで迎えた47戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で吉田豊騎手（36戦8勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた48戦目は、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で吉田豊騎手（37戦8勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

4月1日、中3週で迎えた49戦目は、G2の産経大阪杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田豊騎手（38戦8勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた50戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田豊騎手（39戦8勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く持ち堪えて、最後は2着のオースミブライトをクビ差振り切って重賞4勝目をマークした。

5月26日、中1週で迎えた51戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉田豊騎手（40戦9勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

10月7日、約4か月半の休み明けで迎えた52戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、G2の毎日王冠（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた53戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（41戦9勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。