第160回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

アエロリットが隊列をリードする展開、その直後にサートゥルナーリアとスティッフェリオが取り付く

ハナを奪ったのはアエロリット。後続を1馬身ほど離してレースを進める。2番手にサートゥルナーリアとスティッフェリオが並ぶ。その後ろ、ドレッドノータスが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアーモンドアイとダノンプレミアム。その1馬身後ろ、スワーヴリチャードとウインブライトは中団前目。ランフォザローゼスとアルアインは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ゴーフォザサミットとワグネリアンは中団後方の位置取り。2馬身以上空いて、ユーキャンスマイルは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置でじっとしているのはケイアイノーテックとマカヒキ。少し離れた最後方にカデナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、アーモンドアイがソツのない走りで秋の盾を手にする

先頭はアエロリットでリードは1馬身。単独の2番手にスティッフェリオが続く。そのあと、サートゥルナーリアとダノンプレミアムが3番手。1馬身離れて、アーモンドアイとウインブライトが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのはダノンプレミアム。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいた1番人気のアーモンドアイが豪脚を爆発させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、3番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたダノンプレミアムが続き、2着とクビ差の3着には、逃げ粘ったアエロリットが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたユーキャンスマイルが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいたワグネリアンが食い込んだ。2番人気のサートゥルナーリアは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。