第17回 ヴィクトリアマイル (G1)

レース展開

ローザノワールが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにレシステンシアが取り付く

ローザノワールが逃げを打ち、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にレシステンシアが続く。その直後、レイパパレが3番手の絶好位につける。その後ろ、ソダシは好位に収まる。そのあと、クリノプレミアムが好位の一角を形成。先団後ろのポジションにいるのはデアリングタクトとファインルージュ。その1馬身後ろ、ディヴィーナは中団やや前。ソングラインとアンドヴァラナウトは中団馬群の真ん中あたりを併走。ミスニューヨークは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、マジックキャッスルとデゼルが12番手。アカイイトは後方5番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置で脚をタメるのはメイショウミモザ、アブレイズ、シャドウディーヴァ。どん尻にテルツェットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィクトリアマイル、ソダシが隙のない競馬でマイル女王の座を獲得

先頭はローザノワールでリードは2馬身以上。単独の2番手にレシステンシアが続く。その直後、レイパパレが3番手。その後ろ、ソダシが4番手。そのあと、クリノプレミアムが5番手。1馬身離れて、デアリングタクトとファインルージュが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいたソダシが息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、先行勢の後ろの位置から持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたファインルージュが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から天賦の我慢強さを発揮してゴールまで勇戦したレシステンシアが入った。そこからハナ差遅れた4着には、逃げ粘ったローザノワールが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいた2番人気のソングラインが食い込み、さらにそこから1馬身1/4差の6着にはデアリングタクトが入った。1番人気のレイパパレは絶好位にいたが失速して12着に敗れた。