第47回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

ローザノワールが全馬をリードする展開、そのあとを追走するマジカルラグーン

ローザノワールが果敢にハナを切り、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にマジカルラグーンが続く。その直後、ウインキートスとウインマイティーが3番手の好位につける。続いて、スタニングローズは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはピンハイとウインマリリン。その1馬身後ろ、デアリングタクトとナミュールは中団前目。テルツェットは中団馬群の真ん中付近を追走。クリノプレミアム、アンドヴァラナウト、イズジョーノキセキ、ジェラルディーナらは中団後方の位置。ホウオウエミーズは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。2馬身以上離れて、後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはルビーカサブランカとライラック。シンガリにアカイイトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、ジェラルディーナが力強い末脚を炸裂させて中距離女王の称号を手に入れる

先頭はローザノワールでリードは2馬身以上。2番手にウインキートス、マジカルラグーン、ウインマイティー、ウインマリリンらが続く。その後ろ、ピンハイ、スタニングローズ、テルツェットらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団前目にいたジェラルディーナが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を収めた。2着にはウインマリリンとライラックの2頭が入った（同着）。そこから2馬身半遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたアカイイトが入線、さらにハナ差の5着には、中団後方にいたナミュールが食い込み、1番人気に推されたデアリングタクトは中団前目から辛抱強く脚を伸ばしたそこから2馬身差の6着に敗れた。2番人気のスタニングローズは好位にいたが最後一杯になって14着に敗れた。