信越ステークス (L)

レース展開

スマイルカナが集団を引っ張る展開、僅差の2番手にロンドンテソーロが取り付く

先頭に立ったのはスマイルカナ。半馬身のリードで集団を先導。2番手にロンドンテソーロが続く。そのあと、キルロードが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、キタイは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはイベリスとカリオストロ。その1馬身後ろ、アクアミラビリス、ビオグラフィー、ダディーズビビッドらは中団やや前。ホープフルサインとデュープロセスは中団馬群の真ん中を併走。ルッジェーロ、ザイツィンガー、アイラブテーラー、ドナウデルタらは中団後方の位置。その少し後ろ、後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはブランノワールとインターミッション。ポツンと離れた殿にヨハンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

信越S、ドナウデルタが中団後方からキレのいい決め脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はスマイルカナでリードは半馬身。2番手にロンドンテソーロとキルロードが続く。その直後、イベリス、キタイ、カリオストロらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団後方にいたドナウデルタが目を見張るような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った17番人気のインターミッションを半馬身退けてトップでゴールを駆け抜けた。2着のインターミッションから半馬身差の3着には、中団前目の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したダディーズビビッドが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えたホープフルサインが入線、さらにクビ差の5着には、後方3番手にいたデュープロセスが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはザイツィンガーが入った。逃げた1番人気のスマイルカナは粘りを欠いて15着に敗れた。2番人気のキルロードは2番手にいたが最後一杯になって9着に敗れた。