アルドラゴン（2001年生、母ドラゴンティーナ）

アルドラゴン（2001年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「その（アラビア語）＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時16歳）と交配したドラゴンティーナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、中央平地34戦6勝2着6回、地方33戦20勝2着5回。2008年のJBCスプリント(Jpn1)で3着に入った他、2007年の名古屋大賞典(Jpn3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月7日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミリオンベルを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2004年）

1月10日、中4週で迎えた2戦目は、3歳500万下の飛梅賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、スズカオペラにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

8月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタガノガムシャラに1馬身半の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

9月5日、中2週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月16日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の狭山湖特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたグランドハリケーン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月20日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の深秋特別（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2004ゴールデンスパートロフィー（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

4歳（2005年）

1月23日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下の和布刈特別（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は本田優騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の大島特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスズカジョリーズに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

2月27日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のなにわステークス（阪神ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は本田優騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月27日、中3週で迎えた14戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月14日、中6週で迎えた15戦目は、4歳以上1600万下の立夏ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったステンカラージンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月26日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の御影特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の鶴見特別（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

10月15日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の三峰山特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の多摩川特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月19日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の深秋特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメテオバーストに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリードオフマンをクビ差振り切って4勝目を手中に収めた。

5歳（2006年）

1月21日、中4週で迎えた22戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の河原町特別（京都ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では印象的な伸び脚を見せたが、伸びてきたボードスウィーパー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月11日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上1000万下の大島特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のカタナをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

3月26日、中5週で迎えた24戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上1600万下の薫風ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサウンドザビーチ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

6月4日、中5週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の麦秋ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

6歳（2007年）

1月7日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の門松ステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハルーワスウィートをクビ差振り切って久しぶりの実戦をモノにした。

1月28日、中2週で迎えた28戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って14着に終わった。

3月10日、中5週で迎えた29戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、千葉ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた30戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るムーンバレイを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って重賞ウィナーの称号をつかんだ。

5月20日、中7週で迎えた31戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に敗れた。

9月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

10月27日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた33戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

11月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンのトパーズステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

7歳（2008年）

2月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた35戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、JRASSカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラガーリーダーに2馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月6日、中1週で迎えた36戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムサシボーに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月20日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた37戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたメイショウトウコン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中2週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた38戦目は、フラワーセンター特別（園田ダート1870m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のバンブーフリットに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月5日、中3週で迎えた39戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマルノユビキタスに3馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

5月25日、中2週で迎えた40戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦4勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず最後はゲイルバニヤンと並んで7着同着となった。

6月25日、中3週で迎えた41戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦4勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた42戦目は、おいしいネ兵庫の牛乳もう一本特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で木村健騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベストタイザンに7馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

11月3日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた43戦目は、Jpn1のJBCスプリント（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村健騎手（8戦5勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月4日、中3週で迎えた44戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木村健騎手（9戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のバンバンバンクに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月25日、中2週で迎えた45戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で木村健騎手（10戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったスマートファルコンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8歳（2009年）

3月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた46戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で木村健騎手（11戦6勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月5日、中6週で迎えた47戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で木村健騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた48戦目は、Jpn3のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で木村健騎手（13戦6勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月1日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた49戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で木村健騎手（14戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリヴァーフィールドを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的支持に応えた。

7月16日、中1週で迎えた50戦目は、地方重賞のオッズパークグランプリ2009（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で木村健騎手（15戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた51戦目は、地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で木村健騎手（16戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモエレトレジャーを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月29日、約4か月半の休み明けで迎えた52戦目は、酒米の王様山田錦杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で木村健騎手（17戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のマイネルマニセスに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

9歳（2010年）

1月8日、中0週で迎えた53戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で木村健騎手（18戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたベストタイザン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた54戦目は、近畿・中国・四国交流特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で木村健騎手（19戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のロットオブカクテルに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月4日、中3週で迎えた55戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 雨/重）に出走。鞍上は21戦連続で木村健騎手（20戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のハスフェルを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

3月22日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた56戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は22戦連続で木村健騎手（21戦11勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月6日、中5週で迎えた57戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で木村健騎手（22戦11勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のバンバンバンクに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

6月17日、中5週で迎えた58戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソウルスクリームに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月1日、中1週で迎えた59戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るゲイリーディライトを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月15日、中1週で迎えた60戦目は、地方重賞のオッズパークグランプリ2010オープン（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキングスゾーンを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

8月11日、中3週で迎えた61戦目は、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は木村健騎手（23戦12勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るモエレトレジャーを猛烈な末脚で半馬身差し切って怒涛の5連勝を決めた。

11月16日、約3か月の休養明けで迎えた62戦目は、サンスポ御堂筋特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（24戦13勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のニホンピロリッチに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月2日、中1週で迎えた63戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（25戦14勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたスマイリングフィル決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

12月28日、中3週で迎えた64戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（26戦14勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10歳（2011年）

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた65戦目は、サンケイリビングカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（27戦14勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のバージンサファイヤに1馬身3/4の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月5日、中2週で迎えた66戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（28戦15勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、レッドゾーンに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

6月9日、中4週で迎えた67戦目は、スカパー!255（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（29戦15勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエーシンブイムードを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利数を26に伸ばす