ヤマカツライデン（2012年生、母ヤマカツオーキッド）

ヤマカツライデン（2012年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より、畏怖と尊敬の対象であった自然現象」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時13歳）と交配したヤマカツオーキッドが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はフジワラフアーム。2017年の函館記念(ハンデG3)で3着に入った他、2016年の丹頂ステークス(オープンハンデ)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

6月14日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったベルラップにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月27日、中3週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

9月20日、中4週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったエンドオブジアースにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

11月23日、中2週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウインユニファイドにハナ差届かず2着に甘んじた。

3歳（2015年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったドラゴンバローズにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で池添謙一騎手（6戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサーサルヴァトーレに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で池添謙一騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で池添謙一騎手（8戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月31日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で池添謙一騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

11月14日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（10戦1勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4歳（2016年）

1月5日、中1週で迎えた17戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた18戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は義英真騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを5馬身以上確保して、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力でバテずに粘り続けて、最後は2着のノースストームに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月9日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の白鷺特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、デンコウインパルスにハナ差交わされて2着となった。

5月14日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上1000万下の白川特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く粘り込んで、最後は2着のビップレボルシオンに2馬身の差をつけて3勝目を収める

6月12日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の三田特別（阪神芝2200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ジュンヴァルカンに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月10日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の木曽川特別（中京芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松山弘平騎手（7戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く粘り込んで、最後は2着のサンライズセンスを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

9月4日、中7週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンの丹頂ステークス（札幌芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は池添謙一騎手（11戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタマモベストプレイに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月10日、中4週で迎えた26戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

5歳（2017年）

1月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（13戦2勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

2月12日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、リードを5馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

3月25日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた29戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月30日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた30戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は松山弘平騎手（8戦3勝）。17頭立ての12番人気で大外17番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を5馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

7月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（15戦2勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

6歳（2018年）

2月18日、約7か月の休養明けで迎えた32戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた33戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（9戦3勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた34戦目は、G1の大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた35戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（10戦3勝）。17頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を5馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた36戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（11戦3勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

7歳（2019年）

8月3日、約14か月の休養明けで迎えた37戦目は、札幌日経オープン（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（16戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンの丹頂ステークス（札幌芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（17戦2勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（18戦2勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

8歳（2020年）

1月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた40戦目は、ハンデ戦でオープンの万葉ステークス（京都芝3000m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（19戦2勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた41戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、G2の日経賞（中山芝2500m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた42戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの福島民報杯（福島芝2000m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

9月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの丹頂ステークス（札幌芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

2020年9月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月20日、中5週で迎えた44戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワールドウィスラーに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月8日、中2週で迎えた45戦目は、世界の阿部マル20億ゴールデン賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサーブルルミエールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月24日、中1週で迎えた46戦目は、世界の中地賢次郎記念（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトミケンプラセールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月6日、中1週で迎えた47戦目は、楽天競馬杯ポイント貯まる賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のケイアイロトルアに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月22日、中1週で迎えた48戦目は、都鮨銀座☆大将記念☆（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフリューリングに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9歳（2021年）

4月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた49戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（5戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコハルポケットに9馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月10日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中島龍也騎手（6戦6勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、後続との差を5馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のメイジンに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

6月1日、中2週で迎えた51戦目は、楽天競馬で石川県特産品が当たる賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中島龍也騎手（7戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカズポルトチェルボに3馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

6月15日、中1週で迎えた52戦目は、ガーベラ賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で中島龍也騎手（8戦8勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったカナライズに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月11日、中3週で迎えた53戦目は、夏木立特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で中島龍也騎手（9戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハクサンペリーをアタマ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

8月1日、中2週で迎えた54戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝2400m 小雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月29日、中7週で迎えた55戦目は、楽天競馬でポイントゲット賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（10戦9勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカトリーヌスリジエに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月12日、中1週で迎えた56戦目は、吾亦紅特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（11戦10勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサイモンジルバに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月8日、中3週で迎えた57戦目は、楽天競馬で加能ガニを当てよう!特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（12戦11勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハクサンルドルフに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月23日、中1週で迎えた58戦目は、蜜柑賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（13戦12勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

デビュー前

高橋優子厩舎（金沢）へ入厩。

12月7日、デビュー戦は中島龍也騎手を鞍上に据えて、ヒイラギ特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。出走取消となった。