スピードアレックス（1996年生、母スピードビクトリア）

スピードアレックス（1996年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカング（当時8歳）と交配したスピードビクトリアが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着2回、中央障害3戦0勝、地方45戦10勝2着13回。2001年の日本軽種馬協会特別(一般)で2着に入った他、2000年の立冬特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

4月24日、デビュー戦は宗像徹騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月23日、中3週で迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったローレルフェイスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた7戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4歳（2000年）

2月5日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のティーエスサリーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲートウエーマシンからクビ差の2着に惜敗した。

3月4日、中1週で迎えた10戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカツハルに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3月19日、中1週で迎えた11戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルストームからアタマ差の2着に甘んじた。

9月10日、約6か月の休み明けで迎えた12戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイブリッジヤマトから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐川久芳騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコーザンユウタに4馬身の差をつけて制した。

10月12日、中2週で迎えた14戦目は、きんもくせい特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐川久芳騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノオアシスから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中2週で迎えた15戦目は、立冬特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で佐川久芳騎手（7戦3勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマドリから2馬身差の2着となった。

11月30日、中3週で迎えた16戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、ノベンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のゲートウエーランドに4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

5歳（2001年）

1月25日、中3週で迎えた18戦目は、一般B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスメロディから2馬身半差の2着に敗北した。

2月10日、中1週で迎えた19戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は米田弘一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドスプリガンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月11日、中3週で迎えた20戦目は、畜産杯（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた21戦目は、榛名山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（11戦4勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月13日、中8週で迎えた22戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモミジイレブンからクビ差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、スターマイン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

7月12日、中1週で迎えた24戦目は、太陽の瞳特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた25戦目は、アルタイル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタキノスペシャルから2馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中3週で迎えた26戦目は、ふらのクリーンライス特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた27戦目は、ミザール特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた28戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、アンタレス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズガッツから1馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた29戦目は、新冠サラブレッド銀座特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーゲットに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月11日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るモンベツハマナスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて7勝目を収める

12月29日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた31戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のシルクパイロットに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳（2002年）

1月10日、中1週で迎えた32戦目は、若水特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマキノヒットを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

3月16日、中8週で迎えた33戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、メイショウメイジンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中1週で迎えた34戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のケイアイジャパンに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月29日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の八雲特別（函館芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた36戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の渡島特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のみなみ北海道特別（函館芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、マゼラン星雲賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた39戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、ベテルギュース賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた40戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたタマモステージ決め手に屈してハナ差の2着となった。

12月10日、中2週で迎えた41戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1190m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた42戦目は、カウントダウン賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたスズノミサイル決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた43戦目は、ウエルカム2003賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた44戦目は、アレキサンドライト賞（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた45戦目は、早春賞（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた46戦目は、陽春賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったフジノダミスターに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月22日、中4週で迎えた47戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木啓之騎手（8戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた48戦目は、エメラルド賞（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木啓之騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた49戦目は、プレセペ賞（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木啓之騎手（10戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

9月16日、約3か月半の休養明けで迎えた50戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、セプテンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月3日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた51戦目は、カムイユカラ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた52戦目は、由比ヶ浜特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦3勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた53戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、疾風特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた54戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、冬日和特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた55戦目は、冬至特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ジョウテンセレブに交わされて1馬身差の2着となった。

8歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた56戦目は、ハンデ戦の迎春賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアイアイダイアナに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

2月3日、中4週で迎えた57戦目は、群雄特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

4月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた58戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた59戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

9歳（2005年）

1月10日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた60戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。