グロリーシャルマン（1990年生、母コダマエデン）

グロリーシャルマン（1990年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツテイングブレード（当時6歳）と交配したコダマエデンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、中央平地27戦3勝2着5回、地方29戦8勝2着5回。1997年の函館記念(ハンデG3)で2着に入った他、1997年の府中牝馬ステークス(牝G3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

長沼正義厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1993年）

6月2日、デビュー戦は佐宗応和騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハナブサトップに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中3週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のツカサモーニングをクビ差制して勝利を手に入れた。

7月25日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングウィーンに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月24日、中3週で迎えた5戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノアスカに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、神無月特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた7戦目は、北極星特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーキッドから2馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中5週で迎えた8戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノベンチャーに3馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

4歳（1994年）

1月14日、中4週で迎えた9戦目は、初富士賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクサイローラーから1馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中8週で迎えた10戦目は、春分賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガーベルクから1馬身半差の2着に敗北した。

5月13日、中7週で迎えた11戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイグレートから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中3週で迎えた12戦目は、一般B2 B3（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンテスコに1馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

7月10日、中4週で迎えた13戦目は、サンデーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場文男騎手（11戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のベンケイをクビ差制して勝利をモノにする

8月12日、中4週で迎えた14戦目は、トゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場文男騎手（12戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月12日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で的場文男騎手（13戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた16戦目は、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で的場文男騎手（14戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、秋冷賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で的場文男騎手（15戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンテスコに1馬身半の差をつけて8勝目を手中に収めた。

5歳（1995年）

1月6日、中5週で迎えた18戦目は、ガーネット賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で的場文男騎手（16戦7勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシカツマモルから2馬身差の2着となった。

2月1日、中3週で迎えた19戦目は、ダイヤモンドレディ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で的場文男騎手（17戦7勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中7週で迎えた20戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、スプリングカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月11日、中5週で迎えた21戦目は、エメラルドカップ（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（18戦7勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中5週で迎えた22戦目は、シーサイドカップ（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（19戦7勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた23戦目は、サマーナイトカップ（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（20戦7勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた24戦目は、トワイライトカップ（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（21戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた25戦目は、トゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（22戦7勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、ステンドグラス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（23戦7勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた27戦目は、クリスマス特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（24戦7勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1996年）

1月31日、中4週で迎えた28戦目は、ダイヤモンドレディ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（25戦7勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月16日、中5週で迎えた29戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、東風ステークス（中山芝2000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月14日、中3週で迎えた30戦目は、総武ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月18日、中4週で迎えた31戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、フリーウェイステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

6月15日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の湾岸ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のグルメフロンティアをクビ差振り切って久々に美酒を浴びた。

7月6日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデG3の七夕賞（中山芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。17頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月1日、中7週で迎えた34戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのUHB杯（函館芝1800m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

9月15日、中1週で迎えた35戦目は、漁火ステークス（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた36戦目は、牝馬限定G3の府中牝馬ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月10日、中3週で迎えた37戦目は、富士ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシンコウキングにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

12月1日、中2週で迎えた38戦目は、牝馬限定のハンデ戦でオープンのターコイズステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた39戦目は、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7歳（1997年）

1月6日、中1週で迎えた40戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

2月23日、中6週で迎えた41戦目は、牝馬限定のハンデG3の中山牝馬ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（9戦1勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた42戦目は、東風ステークス（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（10戦1勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るツクバシンフォニーを豪快な末脚で半馬身差し切って10勝目を達成した。

4月20日、中4週で迎えた43戦目は、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手（11戦2勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

6月8日、中6週で迎えた44戦目は、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大塚栄三郎騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた45戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったアロハドリームに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月20日、中2週で迎えた46戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのUHB杯（函館芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた47戦目は、札幌競馬場開設90周年記念札幌日経オープン（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、勝ったナリタプロテクターにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月31日、中3週で迎えた48戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、道新杯（札幌芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のケイエスミラーに1馬身1/4の差をつけて優勝

9月14日、中1週で迎えた49戦目は、ハンデ戦でオープンのタイムス杯（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた50戦目は、牝馬限定G3の府中牝馬ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したクロカミを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月16日、中4週で迎えた51戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、日本・メキシコ移民100周年記念メキシコカップ（東京芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したミッドナイトベットにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月14日、中3週で迎えた52戦目は、牝馬限定G2のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

8歳（1998年）

2月4日、中6週で迎えた53戦目は、牝馬限定G3のTCK女王盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた54戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデG3の中山牝馬ステークス（中山芝1800m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

6月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた55戦目は、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた56戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。