カモンネイチャ（2003年生、母パンプキンブリッジ）

カモンネイチャ（2003年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「自然を呼び込ます」。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時11歳）と交配したパンプキンブリッジが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方55戦23勝2着14回。2010年のくろゆり賞(地方重賞)に勝利した他、2009年の名港盃(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月6日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

3歳（2006年）

2月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングオブライヒに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下の沈丁花賞（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

4月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

7月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4歳（2007年）

3月8日、約8か月の休養明けで馬体重を前走からさらに24kg増やして迎えた7戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスノーウィンドウに4馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。

3月29日、中2週で迎えた8戦目は、座禅草特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本茜騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴールデンファンシに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月20日、連闘で迎えた10戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本茜騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレスターパーソンに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、キリン・ザ・ゴールド杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本茜騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ヴァーツラフに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中4週で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、名古屋記念（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロージーマイコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、なつつばき特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラキャラバンに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月10日、中2週で迎えた14戦目は、天の川特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったトップデラッキに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、青桐特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のメモリーフロックに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月18日、中7週で迎えた16戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミズサワジョンコに9馬身の差をつけて1番人気に応えた。

5歳（2008年）

3月4日、約5か月半の休養明けで迎えた17戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた18戦目は、北上川特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったテンショウタイヨウにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中2週で迎えた19戦目は、こぐま座特別（名古屋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったレインボーダイチに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞の尾張名古屋杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のテキサスイーグルに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月22日、中2週で迎えた21戦目は、エメラルドオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモスパーブに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

6月4日、中1週で迎えた22戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、パールオープン（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6歳（2009年）

1月27日、約8か月の休養明けで迎えた23戦目は、プリムラ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のツルマルツイモツイをクビ差振り切って休み明けの一戦をモノにした。

2月18日、中2週で迎えた24戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた25戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、桃花特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ゴールデンミションに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月2日、中1週で迎えた26戦目は、臥龍桜特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタマモランニングに1馬身の差をつけて制した。

5月21日、中6週で迎えた27戦目は、花水木特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマジックポーに3馬身の差をつけて制した。

6月10日、中2週で迎えた28戦目は、房の国オープン（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた29戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（8戦4勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のテキサスイーグルに1馬身半の差をつけて制した。

8月20日、中5週で迎えた30戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（9戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ミツアキタービンに交わされて2馬身差の2着となった。

7歳（2010年）

3月1日、約6か月半の休養明けで迎えた31戦目は、黄梅特別（名古屋ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クロスウォーターに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中3週で迎えた32戦目は、里桜特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（11戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったエーシンエヴァンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中2週で迎えた33戦目は、吉野桜特別（名古屋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた34戦目は、花水木特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（12戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた35戦目は、ミズバショウ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンエヴァンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月8日、中3週で迎えた36戦目は、乗鞍短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエーシンエヴァンに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月20日、中5週で迎えた37戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（15戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエーシンアクセランに2馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

10月15日、中7週で迎えた38戦目は、地方重賞のスプリント（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（16戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月26日、中5週で迎えた39戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（6戦5勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

8歳（2011年）

1月4日、中5週で迎えた40戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた42戦目は、ネコヤナギ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月23日、中5週で迎えた43戦目は、ムスカリー特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（17戦8勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、エバーアップワードに3/4馬身交わされて2着となった。

4月8日、中1週で迎えた44戦目は、東海クラウン（笠松ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（18戦8勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた45戦目は、花水木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本茜騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルバーウインドに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた46戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月31日、中9週で馬体重を前走から26kg絞って迎えた47戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、年末年始は馬次第特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったプラネットワールドに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9歳（2012年）

1月15日、中1週で馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた48戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、足摺椿まつり特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた49戦目は、四国カルスト県立自然公園特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のレプラコーンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月10日、中1週で迎えた50戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、維新の夜明け特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた51戦目は、だるま夕日特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた52戦目は、一般Aイ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、ステージプレゼンスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月9日、連闘で迎えた53戦目は、ソメイヨシノ特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったステージプレゼンスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた54戦目は、ビバックス特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、メイショウフレアーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中2週で迎えた55戦目は、ゆるミスそよかぜ特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、シーアクロスに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月14日、連闘で迎えた56戦目は、一般Aイ Bイ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（5戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジュライザセヴンスに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月7日、中2週で迎えた57戦目は、岡部幸雄記念特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイワプリベールに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月18日、中1週で迎えた58戦目は、海上王岩崎弥太郎特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた59戦目は、紫陽花街道特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（7戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバウンサーに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月10日、連闘で迎えた60戦目は、誠の男最小目森山特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（8戦3勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブレーヴキャンターに4馬身の差をつけて勝利数を23に伸ばす