第1回 NHKマイルカップ (G1)

レース展開

バンブーピノが後続をリードする展開、その直後を追走するスキーミュージックとファビラスラフイン

先手を奪ったのはバンブーピノ。リードを1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。2番手にスキーミュージックとファビラスラフインが並ぶ。続いて、キングオブケンが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはゼネラリストとヒシナタリー。その1馬身後ろ、ロックホルトは中団前目。タイキフォーチュンとワイルドバッハは中団馬群の真ん中を併走。ヤシマキャプテンとツクバシンフォニーは中団後方の位置取り。その後ろ、スギノハヤカゼとエイシンガイモンが12番手。ユノペンタゴンとセイントリファールは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で折り合いに専念するのはシロヤマボールド。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはルグリエール。少し離れた最後尾にプラウドマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

NHKマイルC、タイキフォーチュンが鋭さ光る差し脚を繰り出して4歳マイル王の座に就く

先頭はバンブーピノでリードは1馬身。2番手にスキーミュージックとファビラスラフインが続く。その少し後ろ、キングオブケンが4番手。そのあと、ヒシナタリーが5番手。1馬身離れて、ゼネラリストが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいたタイキフォーチュンが驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は懸命に食らいつく2番人気のツクバシンフォニーを3/4馬身振り切り勝利を手に入れた。2着のツクバシンフォニーから1馬身1/4差の3着には、先行勢の後ろの位置から息の長い末脚を発揮したゼネラリストが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団で直線を迎えたヤシマキャプテンが入線、さらに1馬身差の5着には、中団後方にいたスギノハヤカゼが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはヒシナタリーが入った。1番人気のファビラスラフインは2番手にいたが失速して14着に敗れた。