第165回 天皇賞（春） (G1)

レース展開

タイトルホルダーが端を切る展開、少し間隔を置いてクレッシェンドラヴが続く

タイトルホルダーがハナに立ち、リードを2馬身以上キープしてレースを牽引。単独の2番手にクレッシェンドラヴが続く。その直後、タガノディアマンテが3番手の絶好位につける。続いて、テーオーロイヤルとディープボンドは好位をキープ。そこから少し離れたところにアイアンバローズが進む。その1馬身後ろ、ハーツイストワールとメロディーレーンは中団前め。マイネルファンロン、ヒートオンビート、ヴァルコスらは中団後方の位置。ロバートソンキーは後方6番手に控えて他馬の出方をうかがう。マカオンドールは後方5番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方5番手で折り合いに専念するのはユーキャンスマイルとハヤヤッコ。2馬身以上離れて、後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはディバインフォース。少し離れた最後尾にトーセンカンビーナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（春）、タイトルホルダーが圧巻の走りで春の盾を射止める

先頭はタイトルホルダーでリードは1馬身。単独の2番手にテーオーロイヤルが続く。少し差があって、ディープボンドが3番手。先行勢から少し離れたところにクレッシェンドラヴ、ハーツイストワール、アイアンバローズらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、尚も先頭を突き進む2番人気のタイトルホルダー。そのままタイトルホルダーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に7馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、3番手の位置からシャープな伸びを見せた1番人気のディープボンドが続き、2着と1馬身差の3着には、2番手の位置からゴールまでジワジワと伸びたテーオーロイヤルが入った。そこから3馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたヒートオンビートが入線、さらに2馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたアイアンバローズが食い込み、さらにそこから2馬身半差の6着には14番人気のマイネルファンロンが入った。