コスモタフネス（1998年生、母スイートリヴリア）

コスモタフネス（1998年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時13歳）と交配したスイートリヴリアが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般B4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、中地エージェンシーによって315万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月6日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

1月14日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

2月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白梅賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

3月10日、中0週で迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

4歳（2002年）

1月31日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。1着となった。

3月11日、中2週で迎えた10戦目は、小野敦騎手を鞍上に迎えて、すみれ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月3日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、一般B15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4月11日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルモントブレイブから1馬身半差の2着となった。

5月23日、中2週で迎えた15戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のツクバモナクルに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月3日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた18戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のダンシングシャープをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラグビーヒーローに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月6日、中2週で迎えた20戦目は、キンカン特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2003年）

3月21日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、デイジー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小野敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、都忘れ特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野敦騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた24戦目は、牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。