ゴールウェイガール（2021年生、母プレノタート）

ゴールウェイガール（2021年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「曲名。アイルランドの都市名+女性」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時18歳）と交配したプレノタートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田牧場。2025年のオータムアタック(一般B C)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって880万円で落札された。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月19日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（新潟芝1400m 小雨/重）に出走。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月23日、中7週で迎えた5戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

3歳（2024年）

3月26日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサドル特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月25日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月24日、中8週で迎えた8戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

9月12日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のばんえい十勝in笠松開催記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミヤビハイジアにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、3歳戦の好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったエンツォに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、笠松けいば秋まつりまであと3日（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマオノボルケーノに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、つる座賞（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた13戦目は、サザンカ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた14戦目は、冬凪賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた15戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、カントゥータに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた16戦目は、監督お疲れ様記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったケンブリッジユウに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月31日、中2週で迎えた17戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアオイリキマルに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2025年）

1月24日、中2週で迎えた18戦目は、ざらめ雪特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた20戦目は、毒牙メノお誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のデクランシェに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

3月4日、中1週で迎えた21戦目は、弥生特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（11戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のファインプリンセスに3馬身の差をつけて制した。

3月21日、中1週で迎えた22戦目は、春一番特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大原浩司騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シホノインプルソに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中3週で迎えた23戦目は、拓巳&菜摘ウェディング記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大原浩司騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた24戦目は、ライラック賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で大原浩司騎手（14戦3勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアルサーフィに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大原浩司騎手（15戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた26戦目は、ダービーインパクト12周年杯（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大原浩司騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた27戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、揖斐川特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アルサーフィに交わされて3馬身差の2着となった。

8月13日、中8週で迎えた28戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、仕掛け花火特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（17戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた30戦目は、さば雲特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のインヴェスターに1馬身半の差をつけて制した。

9月24日、中1週で迎えた31戦目は、オータムアタック（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（18戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したコンバットトーラスに3/4馬身届かず2着となった。

10月10日、中1週で迎えた32戦目は、ハツシモ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、勝ったラブアンバジョにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた33戦目は、ペガスス座特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた34戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、錦秋特別（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスペシャルトークに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた35戦目は、下呂温泉特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（19戦3勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ミランミランに交わされて2馬身差の2着となった。