グラスミライ（1998年生、母スルーオール）
Grass Mirai
1998.03.28
グラスミライ（1998年3月28日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のTheatrical（当時16歳）と交配したスルーオールが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地19戦1勝、地方18戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 37戦4勝 [4-2-1-30/37]
- 総賞金国内
- 1,379万円
- 生年月日
- 1998年3月28日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 栗毛
- 厩舎
- 福田秀夫盛岡
- 馬主
- 半沢（有）
- 生産者
- Allen E. Paulson
- 抹消情報
- 中央：2003年6月13日抹消
地方：2006年10月1日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
指数の推移（直近7走）
- 7
走
前 - 6
走
前 - 5
走
前 - 4
走
前 - 3
走
前 - 2
走
前 - 前
走
パフォーマンス分析
- 最高指数
- 勝利時最大着差国内
- 3馬身
ベストレース
- レース名
- 東京スポーツ杯3歳ステークス
- 日付/馬齢
- 2000年11月18日/2歳
- コース
- 東京芝1800m左
- 指数
- 着順
- 4着
- オッズ/人気
- 3.6倍/2番人気
- 馬番/頭数
- 4番/13頭
- 天候
- 晴17.8℃
- 馬場状態/馬場速度
- 稍/遅
- レースラップ
- 平均=11.9/ラスト=11.7
- レースペース
- スロー
- 通過順位
- 3-3-3
- 馬体重増減
- 520kg+4
- 出走間隔
- 中4週
- 騎手斤量
- 村田一誠54.0kg
血統
概要
母のスルーオールは海外2戦0勝。祖母のOver Allは海外G1・2勝（米国ダ[2勝]）。曾祖母のFull Tigressは海外32戦10勝。父のTheatricalは海外G1・6勝（米国芝[4勝],米国[2勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | His Grace＝Blenheim | 6*7×7 | 3.12% |
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 7×7 | 1.56% |
| きM | Striking＝Busher | 6*6*7 | 3.9% |
| きM | Equipoise＝Schwester | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Hail to Reason | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Nearco | 5*6*7*7×7*7*7 | 8.59% |
| 牡 | Native Dancer | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Turn-to | 5×6*6 | 6.25% |
| 牡 | Polynesian | 6×6*6 | 4.68% |
| 牡 | Mahmoud | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Nasrullah | 6×6*6*6*7*7 | 7.81% |
| 牡 | Discovery | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Hyperion | 6*6*7 | 3.9% |
| 牡S | Court Martial | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Fair Trial | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡S | Blandford | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Poker | 4*5 | 9.37% |
| 牝M | Myrtlewood | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ヌレイエフ系
- ファミリーナンバー
- 8-h
レース成績
経歴
デビュー前
尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2000年）
10月15日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は516kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタッチインザダークに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
11月18日、中4週で迎えた2戦目は、2歳G3の東京スポーツ杯3歳ステークス（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
12月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。
12月23日、中2週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
3歳（2001年）
1月20日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下の若竹賞（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
2月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下のうぐいす賞（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は村田一誠騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。
6月23日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。
7月21日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
8月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
4歳（2002年）
4月27日、約9か月の休み明けで迎えた10戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。
6月1日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。
7月27日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。
8月17日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で柄崎将寿騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。
9月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で柄崎将寿騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。
9月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で柄崎将寿騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。
5歳（2003年）
3月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。
3月22日、中1週で迎えた17戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。
4月19日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。
6月8日、中6週で迎えた19戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。
9月22日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原順騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月6日、中8週で迎えた22戦目は、一般A1 A2（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原順騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月14日、連闘で迎えた23戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
6歳（2004年）
4月10日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のレオジュリアンに半馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
4月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンマイスターから半馬身差の2着に敗北した。
5月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアレジアから1馬身半差の2着に敗北した。
5月24日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた29戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリースワローに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。
6月21日、中1週で迎えた30戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニーウインドに1馬身3/4の差をつけて4勝目を獲得した。
10月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。
10月25日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた32戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月26日、中2週で迎えた36戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
7歳（2005年）
1月3日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。