ガッツマンテン（2005年生、母ハロースペシャル）
Guts Manten
2005.04.06
ガッツマンテン（2005年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時18歳）と交配したハロースペシャルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、地方27戦4勝2着5回。2007年のリリーカップ(牝地方重賞)で2着に入った他、2007年のアグネスフライト賞で2着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 27戦4勝 [4-5-4-14/27]
- 総賞金国内
- 1,324万円
- 生年月日
- 2005年4月6日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 蛯名末五郎大井
- 馬主
- 大典牧場（有）
- 生産者
- 大典牧場（有）
- 抹消情報
- 地方：2010年1月12日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のハロースペシャルは中央平地8戦0勝2着1回、地方31戦16勝2着6回。祖母のソシアルダイテンは中央5勝（札幌ダ[2勝:1500-1800m],中山ダ[1200m],福島芝[1800m],阪神ダ[1700m]）。曾祖母のリトルマネーメーカーは海外1戦0勝。父のアジュディケーティングは海外G1・2勝（米国ダ[2勝]）。
産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharos＝Fairway | 6*7*7×6*7 | 5.46% |
| 牡 | Northern Dancer | 3×6 | 14.06% |
| 牡 | Swaps | 4×6 | 7.81% |
| 牡 | Nearco | 5*6×7 | 5.46% |
| 牡 | Native Dancer | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Nasrullah | 5×6*7*7 | 6.25% |
| 牡 | Princequillo | 5×7 | 3.9% |
| 牡 | Hyperion | 6*6×7 | 3.9% |
| 牡 | Mahmoud | 6*6×7 | 3.9% |
| 牡 | Fair Trial | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Roman | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | War Admiral | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Discovery | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Blenheim | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡S | Sir Gallahad | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | My Babu | 5*7 | 3.9% |
| 牡M | Tourbillon | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Asterus | 7*7 | 1.56% |
| 牝M | Carissima | 6*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ダンジグ系
- ファミリーナンバー
- 1-w
レース成績
経歴
デビュー前
林正夫厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2007年）
5月15日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ディアダンサーに交わされて1馬身差の2着となった。
5月22日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイプリティーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
6月20日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスフライト賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったインカローズからアタマ差の2着となった。
7月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月9日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングライデンから2馬身差の2着となった。
8月30日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着を確保した。
9月12日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月11日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジョッキーブログ賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したロイヤルマコトクンを差し切れず、3馬身差の2着となった。
3歳（2008年）
2月29日、中8週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のチューリップ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったカミノミライに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
4月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のさくら特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
4月22日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のポピー特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。
5月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
6月1日、中1週で迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあやめ特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。
6月25日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。
7月27日、中4週で迎えた16戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦のデネブ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。
4歳（2009年）
3月25日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた17戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
4月7日、中1週で迎えた18戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、うみへび座特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。
4月22日、中1週で迎えた19戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、池袋特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。
5月14日、中2週で迎えた20戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンワードナビを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って久々に白星を挙げた。
6月4日、中2週で迎えた21戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、自由が丘特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。
6月23日、中2週で迎えた22戦目は、門別グランシャリオ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウィンバイオールをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。
7月10日、中1週で迎えた23戦目は、アルタイル賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた24戦目は、トゥインクルバースデー賞（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のデザートボスに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。
8月11日、中2週で迎えた25戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
9月15日、中4週で迎えた26戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、リエンダ賞（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。
9月30日、中1週で迎えた27戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、カシオペア賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。