パープルモンク（1996年生、母タマモスマート）

パープルモンク（1996年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時12歳）と交配したタマモスマートが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、地方70戦31勝2着7回。2004年のオータムスプリントカップ(地方重賞)に勝利した他、2004年の名港盃(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石本義孝厩舎（北海道）へ入厩。

4歳（2000年）

4月18日、デビュー戦は松本隆宏騎手を鞍上に据えて、一般D4（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグデアから4馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中3週で迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D4（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のトゥモローブリッジに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月13日、中3週で迎えた3戦目は、一般D4（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、板倉範明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月14日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキオタイガーに2馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

12月30日、中6週で迎えた6戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクプレステージに約15馬身の大差をつけて優勝

5歳（2001年）

6月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた7戦目は、一般C2イ（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のツカサランボーに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

8月16日、中6週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキスミープリーズから2馬身半差の2着となった。

9月5日、中2週で迎えた9戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメルシーリベロに2馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

9月12日、連闘で迎えた10戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の駒子賞（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアマミスラロームに9馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月28日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリオーザに3馬身の差をつけて7勝目を手にした。

11月7日、中0週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカンタベリーボーイに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6歳（2002年）

5月5日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3七イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のコアレスブレインをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

6月10日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた15戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミレーヌオーヒを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタービンに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C3五ウ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメルシートートに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月29日、中5週で迎えた18戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤビハヤカゼに5馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

9月3日、連闘で迎えた19戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3六イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスピードビリーブに5馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

9月20日、中1週で迎えた20戦目は、穂波特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオンワードブリテンに4馬身の差をつけて10連勝を達成した。

10月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のダイジュハイレンに8馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

11月1日、中3週で迎えた22戦目は、ふたご座特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（7戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスリングショットに4馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

11月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（8戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のサテライトマキに4馬身の差をつけて連勝数を13に伸ばした。

12月4日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（9戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユキノマイティーに1馬身半の差をつけて連勝数を14に伸ばした。

7歳（2003年）

1月24日、中6週で迎えた25戦目は、福寿草特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（10戦10勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のライムスターに1馬身半の差をつけて連勝数を15に伸ばした。

2月7日、中1週で迎えた26戦目は、駿風特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（11戦11勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アイディンワンダーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月14日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（12戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイプルスプリングに6馬身の差をつけて勝利数を21に伸ばす

3月24日、中0週で迎えた28戦目は、ブラッドストーン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（13戦12勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアイディンワンダーをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

4月8日、中1週で迎えた29戦目は、ファンシーステッキ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（14戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンカレッジシチーに6馬身の差をつけて勝利数を23に伸ばす

4月29日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のよみうりランド皐月盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（15戦14勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るツインズジョーカーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

5月29日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の’03スターライトカップ（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（16戦15勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月2日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の九十九里特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（17戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のマキバアラシに3馬身の差をつけて勝利数を25に伸ばす

7月16日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で石崎隆之騎手（18戦16勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミカワファーストを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利数を26に伸ばす

8月6日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で石崎隆之騎手（19戦17勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったバックギアーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月20日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の’03スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で石崎隆之騎手（20戦17勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウアームに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月12日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の房総特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で石崎隆之騎手（21戦18勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月30日、中6週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンの古都オープン（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で石崎隆之騎手（22戦18勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた38戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、’03勝島賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

8歳（2004年）

1月3日、中5週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた39戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、お正月特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

3月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg戻して迎えた40戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた41戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

6月2日、中6週で迎えた42戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキウィダンスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月25日、中2週で迎えた43戦目は、地方重賞のサマーカップ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた44戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のイッコーオーに1馬身半の差をつけて制した。

8月16日、中2週で迎えた45戦目は、G3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は安藤光彰騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月27日、中5週で迎えた46戦目は、地方重賞のオータムスプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテイクファイヤーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月7日、中0週で迎えた47戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

11月7日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた48戦目は、成巽閣特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた49戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた50戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、初冬特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9歳（2005年）

1月14日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた51戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マーブルシークに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた52戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた53戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

5月5日、中9週で迎えた54戦目は、ルビー特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた55戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月7日、中5週で迎えた56戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月19日、中5週で迎えた57戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、葉月特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた58戦目は、なでしこ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はドラゴンマックスと並んで3着同着となった。

10月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた59戦目は、絵馬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた60戦目は、山は富士酒は白雪賞（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた61戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、大垣共立銀行杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた62戦目は、飛騨獣医師会50周年記念杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10歳（2006年）

1月13日、中1週で迎えた63戦目は、若竹特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた64戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた65戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた66戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4月16日、中7週で迎えた67戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチクシダンディに4馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

5月5日、中2週で迎えた68戦目は、大屋梅特別（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゲンパチコジーンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月14日、連闘で迎えた69戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウキュウコマンドに1馬身1/4の差をつけて勝利数を31に伸ばす

10月14日、約5か月の休み明けで迎えた70戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。