サクラバーベナ（1999年生、母サクラジェンヌ）

サクラバーベナ（1999年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時10歳）と交配したサクラジェンヌが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C4。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月30日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

12月31日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた3戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた4戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューニュースから4馬身差の2着となった。

2月14日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトーセンステップに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のエイティファイヤーに1馬身の差をつけて制した。

9月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

10月26日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

5歳（2004年）

2月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい16着に終わった。

3月14日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。