バンダムストーク（1987年生、母ストークスキ）

バンダムストーク（1987年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のルドウターブル（当時9歳）と交配したストークスキが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高田牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月28日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は540kg。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

2月3日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1700m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた3戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

8月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のハクサンリケイを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月1日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の多治見特別（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦1勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

4歳（1991年）

4月5日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオールマーシャルに3/4馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

5月4日、中3週で迎えた10戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラツドジユテームから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中2週で迎えた12戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、オリオン座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた13戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、ジューンブライド特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。13着に敗れた。