フィリップクロノス（2017年生、母マックスイマージュ）

フィリップクロノス（2017年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ギリシャ語の『馬を愛する人』に由来する人名＋時間（ギリシャ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のカネヒキリ（当時15歳）と交配したマックスイマージュが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はゼットステーブル。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ゼットステーブルから「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月20日、デビュー戦は山田敬士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

12月7日、中4週で迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

2020年1月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3歳（2020年）

3月30日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた8戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた10戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた11戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月14日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた16戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月26日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4歳（2021年）

1月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

3月12日、中9週で迎えた19戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミンナノヒーローに詰め切れず、約17馬身差の2着となった。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で木村暁騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村暁騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた28戦目は、Horse&Hope（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木村暁騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で木村暁騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で木村暁騎手（11戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた31戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったモリデンスケサンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月22日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月24日、中7週で迎えた35戦目は、おいしい!いわての原木しいたけ賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた37戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた38戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

5歳（2022年）

3月13日、中9週で迎えた42戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（14戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4月10日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

4月25日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

5月8日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

6月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた49戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた50戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。