テラノイーグル（2008年生、母パテントリークリア）

テラノイーグル（2008年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋戦闘機名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したパテントリークリアが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方30戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田寿男によって5,250万円で落札された。

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月9日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 小雨/不良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

12月19日、中9週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

3歳（2011年）

1月30日、中4週で迎えた4戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雪/良）に出走。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、6着に入り込んだ。

6月4日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

8月14日、中9週で迎えた6戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で花田大昂騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

11月10日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

12月1日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4歳（2012年）

1月10日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキラメキパスワードをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

1月31日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマイルフォーユーを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目をゲットした。

6月3日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に終わった。

7月29日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

9月1日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、サファイア特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた18戦目は、アイオライト特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた19戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた21戦目は、晩秋賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた22戦目は、神楽酒造（株）協賛ひむかのくろうま賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5歳（2013年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

1月20日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた24戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた25戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

2月20日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた27戦目は、ラジオ関西558賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

3月27日、中1週で迎えた28戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフリーバスティアに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は坂本和也騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1 C2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた34戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、ききょう賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月15日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のメイホウラッキーに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

9月11日、中1週で迎えた38戦目は、岡島里恋生誕ニコニコ二十歳記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。