レース展開

シーオブセレニティがハナに立つ形、そのすぐ後ろを追走するリードメロディー

端を奪ったのはシーオブセレニティ。リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にリードメロディーが続く。その直後、イチノフリオーソとヒトモジノグルグルが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、フィールザサンダーは中団前め。エラーブルは中団馬群のど真ん中を追走。ダイチョウセブンは中団後方の位置。続いて、フミタツアーロンが8番手。カトゥールは後方4番手で前方各馬の動きを静観。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはフロースヒルデ。後方2番手の位置で力をタメるのはソレイケヤッコ。ポツンと離れたシンガリにリンガスビャクヤがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2020JBCまであと40日、イチノフリオーソが途中からハナに立って、そのまま後続を封じ切る貫禄のある横綱相撲で勝つ！

先頭はイチノフリオーソでリードは1馬身。単独の2番手にシーオブセレニティが続く。少し間隔を置いて、エラーブルが3番手。1馬身離れて、リードメロディーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭を疾走するイチノフリオーソ。そのままイチノフリオーソが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、3番手の位置から堅実に脚を伸ばしたエラーブルが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団後方の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったカトゥールが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたダイチョウセブンが入線した。1番人気のシーオブセレニティは2番手にいたが失速して7着に敗れた。2番人気のフミタツアーロンは後方3番手にいたが末脚不発で10着に敗れた。