第65回 金盃 (S2)

レース展開

ハルディネロが一団を牽引、そのあとにストライクイーグルが取り付く

ハルディネロが果敢にハナを切り、リードを1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にストライクイーグルが続く。その直後、テルペリオンが3番手の絶好位につける。その後ろ、ノンコノユメは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはマイネルアンファン。その1馬身後ろ、サウンドトゥルーは中団前目。シュプレノンは中団馬群の丁度真ん中を追走。ハセノパイロは中団後方の位置取り。そのあと、チェスナットコートが9番手。そのすぐ後ろ、マンガンが10番手。フレアリングダイヤは後方5番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。トーセンブルは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはサブノクロヒョウ。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはナムラアラシ。ポツンと離れた最後方にアルーリングトーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

金盃、マンガンが後続を難なく振り切る圧巻の競馬で貫禄V

先頭はハルディネロでリードは1馬身。単独の2番手にストライクイーグルが続く。その直後、テルペリオンが3番手。その後ろ、マイネルアンファンが4番手。1馬身離れて、ノンコノユメが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行する各馬がなかなか止まらない中、中団にいた2番人気のマンガンが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に9馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、9番手の位置からものすごい伸び脚で猛進したトーセンブルが続き、2着と半馬身差の3着には、後方3番手の位置から息の長い末脚を発揮した1番人気のサウンドトゥルーが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたシュプレノンが入線、さらに1馬身差の5着には、中団後方にいた13番人気のハセノパイロが食い込んだ。