シンセイカン（1981年生、母スイートフイニクス）

Shin Seikan

1981.05.23

シンセイカン（1981年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のグレートセイカン（当時9歳）と交配したスイートフイニクスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）平清水牧場。戦績は、中央平地22戦5勝2着6回。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 22戦5勝 [5-6-3-8/22]
• 総賞金 国内: 8,177万円
• 生年月日: 1981年5月23日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 栃栗毛
• 厩舎: 新川恵 栗東
• 馬主: 林幸雄
• 生産者: （有）平清水牧場
• 抹消情報: 中央抹消

指数の推移（直近7走）

• 7
  走
  前
• 6
  走
  前
• 5
  走
  前
• 4
  走
  前
• 3
  走
  前
• 2
  走
  前
• 前
  走

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 約12馬身

ベストレース

• レース名: ’87ゴールデン ブーツ トロフィー
• 日付/馬齢: 1987年12月5日/6歳
• コース: 阪神芝2500m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 8.1倍/3番人気
• 馬番/頭数: 3番/10頭
• 天候: 曇 8.9℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.3/ラスト=12.2
• レースペース: 稍スロー
• 通過順位: 6-6-7-4
• 馬体重 増減: 426kg +6
• 出走間隔: 中2週
• 騎手 斤量: L.ピンカイJr. 57.0kg

血統

概要

祖母のスイートフオーは中央平地28戦5勝2着5回。曾祖母のスヰートは中央平地3戦2勝、海外7戦1勝。父のグレートセイカンは中央平地31戦10勝2着7回。

近親馬

• • 半兄: メジロトランザム 1976/JPN/ロンバード
  メジロトランザム

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Fairway＝Pharos	4*7×5*6	11.71%
牡	Hyperion	4×4	12.5%
牡	Gainsborough	5*7×5*6	8.59%
牡	Phalaris	5×6*6*7	7.03%
牡	Swynford	6×7	2.34%
牡	Chaucer	6*6×6*7	5.46%
牡	Dark Ronald	6×7*7	3.12%
牡	Tetratema	6×6	3.12%
牡	Son-in-Law	7×6	2.34%
牡	Bay Ronald	7*7×7	2.34%
牡	St. Frusquin	7*7×7	2.34%
牡	The Tetrarch	7*7×7	2.34%
牡	Cyllene	7×7	1.56%
牡	Gallinule	7×7	1.56%
牡S	Blandford	5*7	3.9%
牡M	Asterus	5*6	4.68%
牡M	Teddy	6*7*7	3.12%
牝	Canterbury Pilgrim	7*7*7×7	3.12%
牝	St. Lucre	7×7	1.56%
牝M	Zariba	6*7	2.34%
牝M	Hamoaze	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 パーシア 1956 （GB）		Persian Gulf 1940 （GB）	Bahram	Blandford
				Friar's Daughter
			Double Life	Bachelor's Double
				Saint Joan
		Lightning 1950 （GB）	Hyperion	Gainsborough
				Selene
父 グレートセイカン 1972 （JPN）			Chenille	King Salmon
				Sweet Aloe
		ハロウエー 1940 （GB）	Fairway	Phalaris
				Scapa Flow
父の母 トクユウ 1963 （JPN）			Rosy Legend	Dark Legend
				Rosy Cheeks
		レツドスタン 1955 （JPN）	イツセイ	セフト
				レボアモンド
			コウゲン	ハクリユウ
				第七デヴオーニア
母の父 フイダルゴ 1956 （GB）		Arctic Star 1942 （GB）	Nearco	Pharos
				Nogara
			Serena	Winalot
				Charmione
		Miss France 1946 （FR）	Jock	Asterus
				Naic
母 スイートフイニクス 1969 （JPN）			Nafah	Abjer
				Flower
		ライジングライト 1942 （GB）	Hyperion	Gainsborough
				Selene
母の母 スイートフオー 1959 （JPN）			Bread Card	Manna
				Book Debt
		スヰート 1951 （USA）	First Fiddle	Royal Minstrel
				Rueful
			Blue Eyed Momo	War Admiral
				Big Event

血統分類

• サイアーライン: バーラム系
• ファミリーナンバー: 1-s

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1988/03/26 阪神	芝2500m 不 雨	京橋S 1400万下	マリビクトリー 0.0	2 / 12	4枠 4番	柴田光陽	56kg	3.6	2人	6-5-4-2	/ 39.2	428	-4
1988/03/12 阪神	芝2000m 不 曇	但馬S 1400万下	スズタカヒーロー 0.0	2 / 6	1枠 1番	柴田光陽	56kg	7.9	4人	6-5-5-5	/ 39.2	432	+6
1987/12/05 阪神	芝2500m 良 曇	’87ゴールデン ブーツ T 900万下	(フジノセツザン) -0.5	1 / 10	3枠 3番	L.ピンカイJr.	57kg	8.1	3人	6-6-7-4	/ 38.5	426	+6
1987/11/14 京都	ダ1800m 良 曇	4歳以上900万下	ヒデノカイウン 2.1	10 / 11	1枠 1番	岩元市三	56kg	3.6	1人	6-6-7-8	/ 39.3	420	-4
1987/10/31 京都	ダ1800m 重 曇	4歳以上900万下	マルブツヒーロー 1.8	4 / 8	1枠 1番	柴田光陽	56kg	7.6	3人	7-7-5-4	/ 38.3	424	-2
1986/12/20 阪神	芝2000m 重 曇	4歳以上900万下	ナチノパーソ 0.7	5 / 14	2枠 2番	岩元市三	56kg	4.6	1人	9-9-9-11	/ 38.2	426	-4
1986/10/11 京都	芝2000m 稍 曇	桂川特別 900万下	(アイノゴールド) -0.1	1 / 13	3枠 3番	岩元市三	56kg	5.0	3人	12-11-9-6	/ 38.5	430	-2
1986/09/27 阪神	ダ1800m 良 晴	4歳以上900万下	マーブルレリック 2.4	6 / 10	7枠 7番	岩元市三	56kg	4.8	2人	10-10-10-10	/ 39.3	432	-12
1986/06/15 中京	芝1800m 良 晴	東海S 1400万下	ホワイトルーパス 1.5	8 / 11	7枠 8番	岩元市三	57kg	22.3	10人	4-6-9-10	36.6 / 36.4	444	+22
1985/02/17 京都	芝2400m 良 晴		メジロトーマス 0.0	2 / 15	5枠 9番		50kg	15.9	8人			422	-4
1985/01/26 京都	芝2200m 良 晴		ノムラムサシ 0.2	5 / 11	8枠 11番		53kg	4.6	2人			426	+2
1984/12/22 阪神	芝2500m 稍 曇		エーコーフレンチ 0.3	3 / 13	3枠 3番		52kg	8.0	4人			424	+2
1984/12/01 中京	芝1800m 良 曇		(タニノアイリス) -0.4	1 / 8	4枠 4番		55kg	2.3	1人	2	35.2	422	-2
1984/11/10 京都	ダ1800m 良 曇		(オカノボーイ) -0.5	1 / 11	7枠 9番		55kg	1.4	1人			424	-2
1984/10/21 京都	ダ1800m 不 晴		アメリカンルーラー 0.0	2 / 12	8枠 12番		55kg	2.8	2人			426	-6
1984/10/07 京都	芝1600m 良 晴		ヒロノホーマー 0.4	9 / 17	2枠 3番		55kg	9.6	4人			432	+30
1984/05/06 京都	芝2000m 良 晴		スギノダンサー 0.1	3 / 10	4枠 4番		55kg	3.0	1人			402	+2
1984/04/15 阪神	芝2000m 良 曇		メジロクレイバン 0.1	2 / 15	4枠 7番		55kg	11.5	6人			400	+2
1984/03/25 阪神	芝2000m 重 晴		タマダイナ 0.3	4 / 9	2枠 2番		55kg	8.7	5人			398	-2
1984/03/11 阪神	ダ1700m 稍 晴		(マリセンプー) -1.9	1 / 7	1枠 1番		52kg	2.3	1人			400	0
1984/02/19 京都	芝1600m 不 曇		スギノダンサー 0.1	2 / 13	8枠 13番		55kg	6.6	3人			400	-10
1984/01/29 京都	ダ1400m 重 晴		メジロヘンリー 1.4	3 / 10	2枠 2番		55kg	9.4	4人			410	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

2歳（1984年）

1月29日、10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月19日、13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、勝ったスギノダンサーから半馬身差の2着に敗北した。

3月11日、7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマリセンプーに約12馬身の大差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

3月25日、9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月15日、15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロクレイバンからクビ差の2着となった。

5月6日、10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月7日、17頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月21日、12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったアメリカンルーラーからアタマ差の2着に甘んじた。

11月10日、11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノボーイに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月1日、8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノアイリスに2馬身半の差をつけて勝利を手にした。

12月22日、13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

3歳（1985年）

1月26日、11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月17日、15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロトーマスからハナ差の2着となった。

5歳（1986年）

6月15日、5歳以上1400万下の東海ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月27日、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

10月11日、4歳以上900万下の桂川特別（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアイノゴールドを半馬身振り切って勝利を手にした。

12月20日、4歳以上900万下（阪神芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6歳（1987年）

10月31日、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は柴田光陽騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

11月14日、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

12月5日、4歳以上900万下の’87ゴールデン ブーツ トロフィー（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上はL.ピンカイJr.騎手。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のフジノセツザンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7歳（1988年）

3月12日、5歳以上1400万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は柴田光陽騎手。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したスズタカヒーローにアタマ差届かず2着となった。

3月26日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の京橋ステークス（阪神芝2500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田光陽騎手。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したマリビクトリーにクビ差届かず2着に甘んじた。