ブラックスキー（1982年生、母スタームーン）

ブラックスキー（1982年5月12日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時8歳）と交配したスタームーンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地15戦7勝。1986年の新潟記念(ハンデG3)に勝利した他、1986年のマーチステークス(オープン)を制するなど、重賞2勝を挙げた。

経歴

1歳（1984年）

11月3日、14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワゼダーンに1馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

11月18日、9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドゴッテスをハナ差制してトップでゴールを駆け抜けた。

12月22日、8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のメディアシローに半馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

2歳（1985年）

3月24日、11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月14日、22頭立ての5番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月26日、26頭立ての5番人気に推されて5番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月6日、6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセッテジュノーに2馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

10月20日、14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月17日、12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のキャノンゼットに1馬身3/4の差をつけて勝利を決めた。

4歳（1986年）

1月15日、ハンデG3のダイヤモンドステークス（中山芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月2日、マーチステークス（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカシマアーバンを半馬身振り切って勝利した。

3月30日、G2の日経賞（中山芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は嶋田功騎手。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

8月24日、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田功騎手。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るウメノフリートを上がり3位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

5歳（1987年）

10月11日、福島民報杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。