シンガポールターフクラブ賞

レース展開

レイリオンが集団を引っ張る展開、そのあとにテリトーリアルが続く

先手を奪ったのはレイリオン。後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にテリトーリアルが続く。そのすぐ後ろ、イモータルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはマイネルアトゥー。その1馬身後ろ、グラットシエルは中団やや前。シャルドネゴールドは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ロードアルバータは中団後方の位置取り。続いて、エーティーサンダーが8番手。その後ろ、マルカブリスクが9番手。レイズアベールは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはプラチナヴォイス。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはクロノスタシス。シンガリにタガノガジュマルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シンガポールTC賞、シャルドネゴールドが中団前目から強靭な末脚を炸裂させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はレイリオンでリードは体半分。2番手にイモータルが続く。そのあと、テリトーリアルとクロノスタシスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける10番人気のレイリオン。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいた1番人気のシャルドネゴールドがきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、逃げ粘ったレイリオンが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、9番手の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったレイズアベールが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたプラチナヴォイスが入線した。2番人気のテリトーリアルは好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。