第56回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ウインテンダネスが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くノーブルマーズとヴォージュ

ウインテンダネスが主導権を奪い、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。2番手にノーブルマーズとヴォージュが並ぶ。その少し後ろ、エンジニアとマコトガラハッドが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ガンコとパフォーマプロミスは中団前め。2馬身以上空いて、トウシンモンステラとムイトオブリガードは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはルックトゥワイス。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはアルバート。どん尻にホウオウドリームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、パフォーマプロミスが古豪の地力を顕示する様な迫力のある走りで2つ目の重賞タイトルを手中に収める

先頭はウインテンダネスでリードは1馬身。単独の2番手にヴォージュが続く。その後ろ、ノーブルマーズが3番手。1馬身離れて、マコトガラハッドが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいたパフォーマプロミスが目を見張るような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は懸命に食らいつく1番人気のムイトオブリガードを3/4馬身振り切り勝利を物にした。2着のムイトオブリガードから半馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚運びでゴールまで頑張った11番人気のマコトガラハッドが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったウインテンダネスが入線した。2番人気のルックトゥワイスは後方3番手にいたがもうひとつ伸びを欠き8着に敗れた。