第55回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

マイネルサージュが馬群を引っ張る展開、2番手の位置にカレンミロティックが取り付く

マイネルサージュが先手を取る恰好となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にカレンミロティックが続く。そのすぐ後ろ、セダブリランテスとハッピーモーメントが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはソールインパクト。その1馬身後ろ、スワーヴリチャードとサラトガスピリットは中団前目。シホウ、アルバート、レコンダイトらは中団馬群の丁度真ん中を併走。トウシンモンステラとヒットザターゲットは中団後方の位置取り。トルークマクトは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと運ぶのはプレストウィック。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはカムフィー。少し離れたしんがりにデニムアンドルビーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、スワーヴリチャードが卓抜な決め脚を披露して前方の各馬を余裕で抜き去る

先頭はマイネルサージュでリードは半馬身。2番手にカレンミロティックが続く。その直後、ハッピーモーメントが3番手。1馬身離れて、セダブリランテス、ソールインパクト、サラトガスピリットらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのはソールインパクト。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた1番人気のスワーヴリチャードが鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、先行勢の後ろの位置から堅調な伸びを見せたソールインパクトが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、同じく先行勢の後ろの位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したセダブリランテスが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のアルバートが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいたカレンミロティックが食い込んだ。