第61回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

アフリカンゴールドが全馬をリードする展開、そのあとを追走するアリストテレスとジャンカズマ

アフリカンゴールドが先手を取る恰好となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。2番手にアリストテレスとジャンカズマが並ぶ。続いて、アーティット、セファーラジエル、アサマノイタズラらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、グランオフィシエは中団前寄り。ヒュミドールは中団馬群の真ん中あたりを追走。チャックネイト、ディアスティマ、テーオーロイヤルらは中団後方の位置。そのあと、ゼッフィーロが12番手。ヒートオンビートは後方6番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方7番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはプリュムドール、ハーツイストワール、マイネルウィルトスら3頭。後方2番手の位置でじっとしているのはレッドバリエンテ。少し離れたどん尻にユーキャンスマイルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、ゼッフィーロが凄まじい決め脚を爆発させて他馬を薙ぎ倒す

先頭はアフリカンゴールドでリードは1馬身。2番手にセファーラジエル、アリストテレス、ジャンカズマらが続く。その直後、グランオフィシエとアサマノイタズラが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、9番手から抜け出したのはマイネルウィルトス。そのまま押し切るかに思われたが、後方4番手にいた1番人気のゼッフィーロが猛烈な末脚を爆発させ前にいた14頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、中団の位置からしぶとく脚を使って伸び続けたマイネルウィルトスが続き、2着馬からクビ差の3着にはチャックネイトとヒートオンビートの2頭が入った（同着）。さらに1馬身差の5着には、2番手にいた15番人気のセファーラジエルが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはハーツイストワールが入った。